いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

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「ブロガー」という業の深い人間のひとりとして、hagexさんの事件に感じていること

昨夜、ワールドカップの日本戦を観ながら、考えていました。 hagexさんは、この試合を観るつもりだったのだろうか。 いつかブログで見たように、生ビールのジョッキをたくさん並べて、中洲の夜を堪能する予定だったのだろうか。 僕はhagexさんに直接の面識は…

「自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?」についてのとりとめのない雑感

tyoshiki.hatenadiary.com nyaaat.hatenablog.com 「自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?」についてのとりとめのない雑感など。 最近、この本を読んだのですが、著者の借金玉さんはすごく頭が良いというか、言葉で物事を説明するの…

「中高年の承認欲求」と「淡々と記録する快感」と

anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 承認欲求って、若い人のものだとばかり思われがちなのですが、自分が年をとっていくと、中高年には中高年なりの承認欲求があるということを実感するのです。 僕なんかもうその典型例で、こうしてあまりお金にもならないブ…

『はてな匿名ダイアリー』の「パチンコ出玉規制によって現場で起きている惨劇」を読んで

anond.hatelabo.jp このエントリとブックマークコメントでの反応をみていると、『はてな』には「パチンコのことについて書かれているというだけで、ものすごく嫌悪感をあらわにする人が多いのだな」と思うのです。 b.hatena.ne.jp これを読んで、一部の人た…

あまりにも有名になってしまった、18個の「殿堂入りネタバレ」

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今更カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』読んだんですが、最大の感想は「よくこの本のネタバレを今まで回避できてきたな!?」です。映画にも舞台にもドラマにもなった上、ノーベル賞報道でネタバレ祭が起きたというのこの本のことですよね? ほんと私…

「やりたいことを仕事にすれば我慢しなくていい」って言う人たちについて

bunshun.jp 半世紀くらい生きてきてわかったのは、お金をもらえる「仕事」には、2種類しかない、ということです。 ひとつは、みんなができないこと。 もうひとつは、みんながやりたくないこと。 ものすごく大雑把に考えると、この2つしかないのです(みんな…

かわん(id:kawango)さんと、川上量生さんのこと

kawango.hatenablog.com ネットのなかで「半匿名」でいたいという気持ちは僕にもわかるような気がします。 ネットのおかげで発言ができるようになった人というのは、まさに僕のことではないか、とも。 個人的に、ネットには恩を感じているし、なるべく居心地…

僕は「仕事が好きになれない」という新人たちに言葉を贈りたい。

www.pasonacareer.jp ああ、いいことが書いてあるなあ、と思いながら読みました。 僕自身は、ずっと仕事が嫌いだったんだけれど、自分が働くことが嫌いだと認めたくなくて、なんとか踏ん張ってきたような気がします。 あらためて考えてみると、深刻な病気の…

朝日新聞デジタルが、「粗悪なネットウォッチャー」と化した日

www.asahi.com b.hatena.ne.jp 僕はそれなりにネット歴が長いので、ネットバトル的なものも経験してきています。 『はてな』の世界では、「お前、俺を批判する記事をブックマークしただろ!」と怒鳴り込んでくる人もいたし、ブックマークコメントにデマを撒…

「理系早口喋り」についての一仮説

anond.hatelabo.jp これを読んでいて、つい最近読んだ本に書いてあったことを思い出したので、紹介しておきます。fujipon.hatenadiary.com 2015年の初夏、41歳の若さで脳梗塞を発症したこの本の著者、鈴木大介さん。 闘病のなかで、鈴木さんは、取材してきた…

「かみ合わない善意」だからこそ、いたたまれない気持ちになることもある。

www.keikubi.com この話を読んで、僕もなんだか悲しくなりました。 正直、ものすごく美味しくて感じがよく、流行っている店なら「なんで潰れるんだ!」と思うし、味もサービスもダメなら、「まあしょうがないな」としか感じない。でも、こういう「味はまずま…

最上もがさんのインタビューを読んで、僕が20年前に期待していた「理想郷としてのインターネット」を思い出した。

blog.tinect.jp 僕がインターネットにはじめて触れたのも20年前くらいだったので、懐かしく思いながら読みました。 転勤先のアパートにISDNとかいう回線が引かれている、という話を聞いて、それならいま流行っているインターネットとかいうやつをやってみる…

瑠麗も「スリーパーセル」も照らせば光る?

www.huffingtonpost.jp lullymiura.hatenadiary.jp また三浦瑠麗さんが話題になっているようなのです。 三浦さんがメディアに露出しはじめた時期には、「へえ、こんな見目麗しい若手国際政治学者、なんて人がいるのだなあ」と感心したのですが、三浦さんが自…

「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。

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私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。本を「くれるなら読みます!」イベントを「タダなら行きます!」と…

「タダで泊めて」というだけで不快感与えてる、ネットの「インフルエンサー」

www.huffingtonpost.jp nlab.itmedia.co.jp 僕の感覚でいうと、「宣伝してやるから、タダで泊めろ(しかも恋人同伴で5泊!)なんて、厚かましいにもほどがある」なのです。 このホテル側の対応は、第三者的にはスカッとするのですが、僕はこのホテルには泊ま…

いま、「ニュース」と呼ばれているものの正体について

www.hochi.co.jp www.hochi.co.jp週刊文春記者「小室哲哉の引退は本意ではない結果になった、残念」「ただ小室哲哉が不倫している事については絶対の自信があります」週刊文春の公式ツイッター炎上:ハムスター速報 今回は『文春砲』のほうが炎上しているらし…

「ブログを書き続けている、どうしようもない大の大人」の述懐

p-shirokuma.hatenadiary.com p-shirokuma.hatenadiary.com 長年ブログを書き続けている人間のひとりとして、実に「刺さる」エントリだった。 『さるさる日記』の頃から数えると、かれこれ20年近く書き続けている僕としては、自分の人生で、この時間に何か他…

2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代

あけましておめでとうございます。 皆様にとって、2018年が良い年になりますよう願っております。 さて、このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.h…

2017年の『いつか電池がきれるまで』を振り返る

2017年も、残りわずかになりました。 年末恒例の企画として、2017年の『いつか電池がきれるまで』のなかの10個のエントリを紹介しつつ、今年を振り返ってみます。 fujipon.hatenablog.com そういえば、つい最近も、この「人生経験マウンティング」で炎上して…

「〇〇は嫌いだけど……」と言う側の葛藤と、言われる側の消耗

yoppymodel.hatenablog.com これを読んで、以前書いたエントリとそれに対する反応を思い出しました。 fujipon.hatenadiary.com このエントリに対して、わざわざ「辻元さんのことは嫌いだけど」と言う必要があるのか?という意見がけっこうあったんですよ。 …

誰からも必要とされず、イデオロギーに殉ずることすらできなくなった僕たちへ。

www.huffingtonpost.jp これを読んで、考えたこと。 人間というのは、めぐり合わせとか縁とか運みたいなものに、大きく左右されて生きている。 昔聞いた話で記憶に残っているのは、エネルギー産業で石炭全盛だった時代には、東大を首席で卒業したような人た…

「自分が死ねば世界は終わりだ」ということに気づいてしまった人たち

saavedra.hatenablog.com この『おんな城主 直虎』の感想と「高天神崩れ」の話が面白かったのです。 saavedra.hatenablog.com これを読んで、「それでは、武田勝頼は高天神城を救援に向かうべきだったのか?」とあらためて考えていました。 当時の情勢や織田…

「宝石みたいなお菓子」についての覚え書き

orangestar.hatenadiary.jp 「宝石みたいなお菓子」か…… 僕は大人になってからは、あまりお菓子に縁のない人生だったので、マカロンも「たぶん何度か食べたことがあったはず……」というくらいで、とくに印象にも残っていないんですよね。 似たような名前の人…

インターネットの「平気でうそをつく人たち」

こういうのをここで書くのもどうか、とは思ったのだが、そもそもここは「そういうこと」を書く場所ではあるので、吐き出しておく。 ただし、直接リンクを張ったり、具体名をあげたりするのは、なるべくやめておく。わかる人にはわかるだろうし、わからない人…

「見知らぬ相手と仲間意識を持ち、他者と繋がるためだけのインターネット」の時代を生きている。

多くの人は、インターネット上でボコスカ言われることに耐えられない。なので、発言すべき人が萎縮してしまう。結果、情報発信をするのはソーシャル的にタフな人に限定され、そういう人に権力も名声もチャンスも集中してしまう。それはとても勿体ないことに…

「はてなブロガーの薄いレビューうざすぎ問題」について

anond.hatelabo.jp なんかもう、薄くてごめんね、っていうのと、ここで挙げられているブログに僕は「薄い」というイメージはなくて、この人は「嫌い」と「薄い」をあえて言い換えているだけではないのか、というのと。 ネットでのレビューについての僕の考え…

稼ぐために「表現の自由」を錦の御旗にする人たち vs 「さわらぬ『健康本』に祟りなし」と考える専門家たち

www.buzzfeed.com あの「WELQ問題」を告発した朽木誠一郎さんが、こんな記事を書いておられました。 朽木さんのこれまでの仕事については、下のエントリを御参照ください。 amanojerk.hatenablog.com 僕は医療という仕事を今もやっているのですが、書店で「…

「パチンカス」Youtuber、「本物のクズ」について語る。

むるおかさんは、パチンコ実践動画で有名なユーチューバーです。 僕自身は最近はほとんど自分では打てないので、いつも動画を楽しみに観ているんですよね。 世の中には、ギャンブル嫌い、パチンコ嫌い、という人も少なからずいるとは思うのですが、そういう…

「なにか騙されるんじゃないか感」ばかりが積もる時代を生きている

news.cardmics.com 僕は最近は電子マネーを使うことが多いです。 nanacoとか、一度つくってしまえば便利ですよね。小銭のやりとりはしなくて済むし、ポイントもつくし。 まあ、突き詰めて考えれば、そんなポイント云々を気にするくらいなら、ちょっと足を延…

牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。

ネットにちょっと、疲れている。 というか、疲れるようなところに、自分で近づいているのも間違いないのだが。 地雷原と看板に書いてあるのに自分から踏み込んでいって、「なんでこんなところに地雷が埋まってるんだ!」と怒っているヤツは馬鹿だよね。 牛乳…

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