いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「二度死んだ少年」と『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』

news.yahoo.co.jp www.msn.com mainichi.jp 僕が子どもの頃、父親が買ってきた、手塚治虫の『ブラック・ジャック』に「二度死んだ少年」という回を読みました。 あらすじを思い出して書こうと思ったのだけれど、検索していたら、『はてな匿名ダイアリー』に…

インターネットで「悪役(ヒール)」として生きるということ

b.hatena.ne.jp fujipon.hatenablog.com あの件に関して、僕の率直な感想は「結局、人が死なないとわかんないんだな」ということでした。 いや、人が死んだってわかっていない。センセーショナルな死は、まとめサイトを活性化し、多くのブログのネタにされ、…

「頑なにどうぶつの森をやろうとしない人」にも、たぶん、それぞれの理由や事情がある。

anond.hatelabo.jp 僕もニンテンドースイッチの『あつまれ どうぶつの森』を持っていて、たまに遊んでいるのですが、正直、最初のころの「何もない状態でチュートリアルとかを言われたとおりにこなしている」のがめんどくさくて、励んでいるとは言い難い状況…

『鬼滅の刃』の完結と「終わるべきときに、終われる時代」(『鬼滅の刃』のネタバレなし)

natalie.mu かつて、『北斗の拳』や『ドラゴンボール』などの週刊少年ジャンプを支えたマンガたちが、マンガ家側の意に反して、「人気があるから」という理由で、けっこう強引な形で連載を続けられ、結果的に尻すぼみというか、「読者にも飽きられて連載終了…

『ドルアーガの塔』で学んだ、「ゲームがうまい人は、何を考えているのか?」

www.youtube.com 「ゲーセンミカド」の休業中配信より。 外出自粛期間中は、家で缶ビールを開けつつ、本を読んだり、昔のゲームの動画などをたしなんでおりました。 『ドルアーガの塔』懐かしい。そして、今でもこうしてほぼノーミスでクリアできる人がいる…

「人の命を守ること」と「人の命でお金を稼ぐこと」

www.asahi.com マスクの品薄状態も、どんどん解消されてきているようです。 ただし、僕が住んでいる九州の地方都市では、まだ、ドラッグストアではなかなか見当たらず、イオンの薬局には山積みされている、という状況でした(5月9日調べ)。 4月の半ばくらい…

平田オリザさんのことは嫌いでも、舞台演劇や役者さんたちのことは、嫌いにならないでほしい。

oriza.seinendan.org b.hatena.ne.jp 平田オリザさんへの批判が止まらない。 というか、こうして自ら追加燃料を投下しているのをみると、「雉も鳴かずば撃たれまいに……」と思うのです。 僕は7年くらい前に、平田さんの「コミュニケーション論」を読んで、も…

「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」について

anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 冒頭のエントリを実際に読むと、「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」というタイトルは端折りすぎで、「新型コロナウイルスの感染拡大にともなう不況で困っている人がサービスや商品を『大安売り』するのを『ラッキー!』と喜…

岡村隆史さんと矢部浩之さん。そして、「ホームでの過信」のこと。

www.oricon.co.jp togetter.com 個人的には、岡村さんが自暴自棄になって、ラジオ番組や芸能界を投げ出す、ということにならないでほしいな、と思っていました。 あの発言はひどすぎるけれども、僕は岡村さんのことが、かなりめんどくさい人みたいだというと…

絶望の時代だからこそ、希望の格差が浮き彫りにされている。

メディアも、メディアが取り上げる「在宅ワークができる人」や「医療従事者」も、仕事を続けられなくなって家にいるしかなくなった人からすると「この状況下でなお仕事がある人」だという自覚をメディアの人間は持たないと何も届かないとよく思う。— 朽木誠…

「外出自粛生活」は楽勝のはずだった、インドア人間の現状

anond.hatelabo.jp 僕は自他ともに認めるインドア人間なので、この「外出自粛」は、全然苦にならない……はずだったんですよ。 医療が仕事なので、万が一のことも考えて、ひとりで隔離生活を送っていることもあり、「よし、この機会に、積みまくっていたゲーム…

新型コロナ禍の時代の『銀河英雄伝説』

いま、NHKのEテレで、『銀河英雄伝説』の新しいアニメ版が放映されています。 高校時代に出会って以来、大好きで、ときにちょっと嫌いになったこともあった『銀英伝』。 www6.nhk.or.jp fujipon.hatenablog.com 現在は、2周くらいして、やっぱり好きだなあ、…

糸井重里さんは、なぜ、「責めるな。じぶんのことをしろ。」と呟いたのか?

わかったことがある。新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/…

「教育格差」「文化資本」という「呪い」について

topisyu.hatenablog.com これを読んで、思ったことなど。 僕は以前、こういう話を書いたのです。blog.tinect.jp 『下り坂をそろそろと下る』 (平田オリザ著/講談社現代新書)のなかで、平田さんは、今後の日本の「教育改革」においては、ペーパーテストでは…

「エール弁当」と「福岡市の独自支援策」と「好感度の値段」

先日、『CoCo壱番屋』に行ったとき、こんなポスターを見かけた。 event-checker.info おお、これで300円か。ずっと子どもが家にいて、作る時間もメニューのバリエーションも捻出するのがつらいときに、こういうのがあると助かるなあ、と感心してしまった。 …

『FINAL FANTAJY VII REMAKE』発売日に、1997年の『FF7』を振り返る。

www.jp.square-enix.com ついに、『FINAL FANTAJY VII REMAKE』が発売されました。 『FF7』全部ではなくて、何本かに分割してのリメイク、ということなのですが、いま、このタイミングでの発売には、なんだかちょっと「救世主」っぽい感じさえする。とはいえ…

2020年「ひとり本屋大賞」大反省会

www.hontai.or.jp www.asahi.com 第17回本屋大賞は、凪良(なぎら)ゆうさんの小説『流浪の月』に決まりました(東京創元社)。 大賞『流浪の月』 2位『ライオンのおやつ』 3位『線は、僕を描く』 ちなみに、僕の順位予想では、 1位『線は、僕を描く』 2位『…

2020年「ひとり本屋大賞」発表

本屋大賞 hon.booklog.jp 「2019年本屋大賞」は、明日、4月7日の14時に発表されます。 例年であれば、受賞作家が参加してのイベントで発表されるのですが、今年は新型コロナウイルスの拡散予防のため、オンライン上での発表のみになる予定だそうです。 残念…

新型コロナウイルスと「教育格差」

長男の小学校は、来週月曜日に始業式、ということになっているのだが、正式決定した、という連絡もなく、ホームページも半月くらい更新されていない。 福岡県内では県立学校はゴールデンウイークまでの休校延長が発表され、福岡市内の学校も4月17日までの休…

ただ、「あなたがいなくなって悲しい」だけではダメなのか

https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/志村けんさん死去-コロナ肺炎-70歳-持病なし/ar-BB11T0Zf?ocid=spartanntpwww.msn.com 仕事をしていたら、待合室で突然、小さなざわめきが起こった。 「志村けんさん逝去」の速報が流れたのだ。 僕は子ど…

志村けん、かく語りき。

こういう状況下(2020年3月27日現在、志村さんは新型コロナウイルスによる肺炎で入院中)で、志村さんの話をすると、なんだか悪い予感がして嫌、という人もいるかもしれませんが、僕自身に悪意はまったくなくて、この御時世で何も書けなくてどうしようもない…

なぜ、人は同じ検索を繰り返すのか?

昨日の夕方、帰宅しながらカーラジオを聴いていた。 パーソナリティが最近の出来事について話す短いコーナーで、話の内容は『100日後に死ぬワニ』のことだったのだが、それはまあ、そんなに心に残るようなものではなかった。 だが、このコーナーのBGMに使わ…

「コロナショック」で、「自分は正しい選択ができるという過信」を思い知らされた。

消費増税+新型コロナウイルスによるダブルショックで、世界の経済はとんでもないことになっています。 イベントは軒並み自粛となり、フランスでは生命にかかわる食料品店や薬局以外は閉店になっているのだとか。 僕自身も、そういえば、最近、本代くらいし…

東日本大震災から9年。あのとき思っていたこと、そして、いま思っていること。

今日で、東日本大震災から9年になりました。 新型コロナウイルスの感染予防のため、大人数が集まっての慰霊の行事などは中止となっていますが、9年前のあの日のことは忘れられません。 ずっと九州に住んでいる僕は、直接の被害を受けたわけではなくて、あの…

新型コロナウイルスと自粛と沈鬱と差別意識

新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。 生命にかかわることであるだけに、みんなが慎重になるのは致し方ないとは思うのだが、それなら子宮頸がんやB型肝炎のワクチンをきちんと接種するようにアナウンスしてほしい、とも考えていた。新型コロナウイル…

マクドナルドの『フィレオフィッシュ』をはじめて食べてみた話

先日、塾帰りに長男とマクドナルドに寄った。 ドライブスルーで、何を注文しようか、なかなか決められなかったのだが、「ご注文は?」と問われて、ふと口から出たのが「フィレオフィッシュのセットで」だった。 僕がはじめてハンバーガーを食べたのは中学生…

PS4『新サクラ大戦』感想(初代サターン版『サクラ大戦』を知る世代ver.)

一昨日の日曜日、ようやく、PS4の『新サクラ大戦』をクリアした。といっても、ようやく一度エンディングを見た、というだけで、「全キャラのエンディングを見ないと『クリア』じゃないだろ」とか、「全トロフィーをコンプリートしないと認めない」という人も…

「急に長い休みに入ってしまったときに、やってみたいこと」リスト

www3.nhk.or.jp 新型コロナウイルスに関することを書こうと思ったのだが、目新しいことは書けそうにないし、そもそも、みんなどんどん不安を募らせていく一方のような気もするので、やめた。 結局のところ、個人レベルで可能なことは、一般的な感染予防対策…

「現場」を知らずに、理想論や誰かを責めるための「正義」を語るだけの人たちへ

chikirin.hatenablog.com 問いかけだけあって、筆者の考えや結論がないエントリなのですが、僕はこれを読んで、最近Twitterで見かけた、あるtweetに対するプチ炎上を思い出したのです。今の研修医当たり前のように土日来ないけど「私は土日はどうしたらいい…

対戦型格闘ゲームの歴史と「世界の見え方の世代間ギャップ」

anond.hatelabo.jp テレビゲームの歴史とともに生きてきた僕は、この増田さん(『はてな匿名ダイアリー』の書き手)の話を読んで、いまの若者はそう思うんだなあ、と感慨深いものがありました(増田さんが本当に若者かどうかはわかんないのですが)。 対戦型…

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