いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「理不尽にキレる大人たち」とは、何者なのか?

www.tyoshiki.com このエントリ、僕も自分のいろんな古傷をえぐられるような気分で読みました。dot.asahi.com この質問への鴻上さんの回答というのは、僕もあまりしっくりこなかったのですが、鴻上さんは原則的に「質問者に寄り添う、質問者を否定しない」と…

見城徹さんのこと、幻冬舎のこと、そして、作家と編集者と読者のこと

fujipon.hatenablog.com この話の続き、みたいな感じのことを、とりとめもなく書いてみます。 僕自身も、書きながら整理してみたい、そんな感じで。 note.mu 佐久間裕美子さんのこのエントリが話題になっていて、多くの人が、佐久間さんの勇気と決断を支持し…

インターネット時代の「読書」を殺すのは、幻冬舎なのか、書店なのか、それとも、読者なのか?

togetter.com 僕にできることは、津原さんの『ヒッキーヒッキーシェイク』のハヤカワ文庫版を買って読んでみることくらいではあるのです(単行本とKindle版は幻冬舎から出ているので、気をつけてね)。ヒッキーヒッキーシェイク (ハヤカワ文庫JA)作者: 津原…

村上春樹さんのエッセイ『猫を棄てる 父親について語るときに僕の語ること』を読んで

www.asahi.com 村上春樹さんが、「父親」について語ったエッセイが掲載されていると知って、ふだんは、芥川賞受賞作の掲載号しか買わない『文藝春秋』の最新号を読みました。 文藝春秋2019年6月号出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/05/10メディア: 雑誌…

10歳の不登校ユーチューバーと「子供がやりたくないことをやらせる大人」

headlines.yahoo.co.jpwww.nikkansports.com いろんな意見が出ているところに、僕も「いっちょ噛み」してしまうのですが、個人的には、「よその子の人生だからなあ」というのと、「こういう子の将来がどうなっていくのか、このまま見届けてみたい気がする」…

「風呂場で涙した66歳男性」と「他人に自分の価値観を押し付けない」ことの難しさ

dot.asahi.com 昨夜、これを読んで、ずっと考えていたのです。 この66歳の男性は、自分の20年後の姿ではなかろうか、でも、僕は自己肯定感が低いので、そんなに自分の価値観を他者に押し付けてはいないはず……とか思っているのは自分だけで、周りからみれば、…

何がめでたいのかよくわからない「令和フィーバー」について

「令和」がはじまった。 とはいえ、僕自身は合間に仕事の日があって大型連休を満喫しているとはいいがたいし、そもそも、元号が替わったからといって、何かが劇的に変わるわけでもないのだ。 しばらく、書類に「平成」と書いてしまってため息をつくくらいの…

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