いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

地方大学の医学部を出た田舎者から、「東京の人」の増田さんへ

anond.hatelabo.jp 釣りかもしれないエントリ、なのだけれども。 僕が地方大学の医学部に通っていたのは、もう30年も前の話になってしまうので、たぶん、全然違う世界なんだろうなあ、と思いつつも、当時のことをいろいろ思い出してしまいました。 fujipon.h…

僕の「平成の10冊」を紹介します。

fujipon.hatenablog.com このエントリを書いたときに、僕なりの「平成の30冊」を挙げてみようと思ったのです。 しかしながら、30冊というのは、無理ではないのですが、書くほうは大変だし、読むほうも冗長で印象に残らないのではないか、ということで、僕の…

イチロー選手の引退会見と「孤独感」を支えにしていく、ということ

full-count.jp イチロー選手、往生際が悪いなあ…… 正直、僕はそう思っていました。 年齢的にも、これからパフォーマンスが劇的に改善していくことはないだろうし、チームには、出番を求めている、イチローよりも若くて結果を残している選手がいる。にもかか…

自分の立場からの「いま、オススメの本」をシンプルに紹介してみます。

anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 人に歴史あり、人におすすめの本あり、というところでしょうか。 正直、よく知らない人に本をすすめる、というのは難しいところがあるのですが、「自身の立場から」という前提であるならば、これをおすすめしておきたいと…

ピエール瀧さんと小田嶋隆さんと中島らもさんの「ドラッグと作品」の話

snjpn.net ピエール瀧さんのコカイン所持・使用による逮捕にともなう、作品の「お蔵入り」には、いろんな意見が出ています。 社会的な影響(憧れてドラッグに近づく人びとを増やさないため)や「ドラッグのおかげでできた作品」に価値はない、という人もいれ…

『JUDGE EYES:死神の遺言』を責めないで

www.famitsu.com 僕は発売日にパッケージ版を買ったので、直接この販売自粛の影響を受けるわけではないのですが、まあなんというか、芸能人の不祥事に対して、その人が関わったコンテンツはどこまで責任を負わされるべきなのか、考え込んでしまう事例ではあ…

TSUTAYAの閉店ラッシュとネットでの映像配信が変えたもの

wasteofpops.hatenablog.com TSUTAYAの閉店ラッシュが止まらないみたいです。 いや、「止まらない」というよりは、もう「戦略的撤退モード」に入っているのか。 最近、比較的近場のショッピングモールに入っているTSUTAYAが、毎週金曜日から日曜日の「新作・…

朝日新聞「平成の30冊」への雑感

book.asahi.com book.asahi.com 「平成の30冊」か…… もうすぐ「平成」も終わりを迎えるわけですし、こういう企画も出てきますよね。 平成になったときには、「将来、『昭和生まれ』なんて若者にバカにされるなんて嫌だな」と思っていた僕なのですが、あらた…

いわゆる普通の14歳だわ 女の子のこと 知らなすぎるのあなた

www.huffingtonpost.jp はてなブックマークでは、これは母親の意見だろう、子どもを利用するな!という批判の声がけっこう多いようなのですが、まあ、なんというか、「うんざり」する話だなあ、という感じです。 b.hatena.ne.jp 僕は望月記者が最初に登場し…

「読まれなくなった」三島由紀夫さんと、「読まれている」星新一さんの話

anond.hatelabo.jp 三島さんの作品は、大きな書店に行けば、文庫でひととおり揃っていますし、夏目漱石や太宰治に比べたら「読まれていない」かもしれませんが、それは、「教科書に小説が乗っている=読んだことがある」とカウントされているのも大きいので…

『はてなダイアリー』が静かに幕を閉じた翌日に

2019年2月28日、『はてなダイアリー』が、16年の歴史を終えた。βテストから『はてなダイアリー』を書き続け、2016年に『はてなブログ』に移行したあとも、はてなユーザーである僕にとっては、感慨深いというか、人生の何分の1かが終わってしまったような気分…

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