いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

マンガ

「フリーレンさまにとっては、短い時間かもしれませんが」

frieren-anime.jp 葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス)作者:山田鐘人,アベツカサ小学館Amazon アニメ『葬送のフリーレン』を毎週楽しみにしている。 マンガが面白くて、正直、アニメ化に不安も抱いていたのだけれど、本当に丁寧に作られていて…

寺沢武一先生の訃報と『コブラ』の思い出

natalie.mu 小学校高学年の頃、偶然『スペースコブラ』のアニメを視たことがきっかけで『コブラ』のジャンプコミックスの1巻を買い、「なんてカッコイイ、そして面白い漫画なんだ!」と感動したのを覚えています。 登場する女性キャラクターがみんな、なんで…

2022年のリメイク版『うる星やつら』と1980年代の「失われていく記憶」

uy-allstars.com 2022年10月から、リメイクされた『うる星やつら』の放映がはじまりました。 懐かしい……と思いながら第1話を観たのです。 諸星あたるの声の神谷浩史さんはかなり古川登志夫さんに寄せてきているな、でも、上坂すみれさんはだいぶ違うみたい………

Netflixの『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』を観て、『BASTARD!!』について僕が思い出したこと。

bastard-anime.com 6月30日から、『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』のNetflixでのアニメ化版が公開されています。 そういえば、昔、OVA(オリジナルビデオアニメ)があったよなあ、と思い出しつつ、こうして「OVA」という言葉にも注釈をつけないとわからない人…

藤子不二雄(A)先生のこと。

www.msn.com www.nikkansports.com 2022年4月7日。藤子不二雄(A)先生、逝去。 藤子・F・不二雄先生が亡くなられたのが1996年ですから、(A)先生がひとりだけの「藤子不二雄」になってから、もう四半世紀も経っていたのですね。 僕の両親はすでに鬼籍に入…

観てよかった、と思っている「漫画・アニメ原作の実写邦画10作品」

anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp 「漫画・アニメ原作実写邦画」に関しては、「地雷」という評価をされることが多い印象があるんですよね。 その一方で、冒頭ふたつめのエントリで紹介されているように、けっこうヒットしている作品が多いのも確かです。…

究極の「マンガモンスター」高橋留美子先生の肖像

togetter.com コミックスが累計2億冊ですよ高橋留美子先生。 1978年デビューだそうですから、もうすぐ漫画家生活40年か…… 僕が小学生の頃、『うる星やつら』のコミックスを読み、アニメを観ていたものなあ。 『めぞん一刻』は、同級生が「これはすごい!」っ…

おかえりなさい、『ハイスコアガール』

mantan-web.jp ああ、ようやく連載再開なのか、というか、連載中止から、もう2年も経ってしまっていたのか…… 昨年夏に、スクウェア・エニックスとSNKプレイモアの和解が成立したというのをみて、これで再開されるのかな、と思いきや、音沙汰のないまま半年以…

『ガイコツ書店員 本田さん』と、僕が偏愛する「書店員さん本」の世界

ガイコツ書店員 本田さん (1) (ジーンピクシブシリーズ)作者: 本田出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2016/03/26メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る (MFC ジーンピクシブシリーズ)" title="ガイコツ書店員 本田さん …

「『ドラゴンボール』は、フリーザ編で終われていれば、みっつめも描けたんじゃないかな……」

blog.fujitv.co.jp CSのフジテレビONEで月に1回放送されている『漫道コバヤシ』という番組がありまして。 日頃はあまり表に出ない漫画家さんたちや編集者が、大の漫画好きのケンドーコバヤシさんと「漫画」について熱く語り合う、好きな人にはたまらない内容…

『東京ラブストーリー ~After 25 years~』の罪

www.yo-hey.comnobujirou.hatenablog.jp こういう「懐かしのマンガの○○年後」という「続編」って、以前から存在はしたのですが、近年とくに目立ってきたような気がします。 それにしても『東京ラブストーリー』か…… 僕にとっては、マンガよりもテレビドラマ…

君は『北斗の拳 イチゴ味』を知っているか?

北斗の拳 イチゴ味|WEBコミック ぜにょんwww.zenyon.jp このマンガ、セブンイレブンで見かけて、ちょっと気になってはいたんですよね。 2013年には、もう1巻が出ていたのか…… でも、『週刊少年ジャンプ』の全盛期、400万部とか500万部が発行されていた時代…

『ドラえもん映画』と『ONE PIECE』の「王道」について

昨日、子供たちと『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』を観に行ってきました。 人生で最初に映画館で観た映画が、ドラえもん映画の『のび太の恐竜』であった僕としては、ドラえもん映画が35周年で、自分の子供と一緒に観ているというのは、なんだかちょっと不…

藤子不二雄A先生が語った「藤子・F・不二雄の思い出」

参考リンク(1):笑ゥ80歳の“まんが道” (NHK「探検バクモン」) (2014年11月29日の午前1時45分からと、12月2日の午後4時30分から、再放送あり) 11月26日の夜、NHKの『探検バクモン』に、藤子不二雄A先生が出演されていました。 もう80歳になられるの…

『地獄変』と、「ある天才マンガ家」の話

参考リンク:『地獄変』 - 藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記 僕は芥川龍之介さんの作品のなかでは『地獄変』がいちばん好き(というか、ずっと心に引っかかっている)ので、このエントリを大変興味深く読ませていただきました。 F先生への愛情…

新作『漫喫漫玉日記 深夜便』が出たので、桜玉吉さんのことを語ってみます。

漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス)作者: 桜玉吉出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2013/11/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 我らが兄貴! 桜玉吉が帰ってきた!! 見事、社会復帰を果たした完全新作登場!! 皆様…

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