いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

社会

僕は「仕事が好きになれない」という新人たちに言葉を贈りたい。

www.pasonacareer.jp ああ、いいことが書いてあるなあ、と思いながら読みました。 僕自身は、ずっと仕事が嫌いだったんだけれど、自分が働くことが嫌いだと認めたくなくて、なんとか踏ん張ってきたような気がします。 あらためて考えてみると、深刻な病気の…

「今日がいまの職場での最後の出勤」という人が大勢いる日に、「やりがいと報酬」について考えた。

2018年3月30日、金曜日。 今日がいまの職場での最後の出勤、という人も多いのではないでしょうか。 この時期になると、僕は毎年、この話を思い出します。 fujipon.hatenablog.com ずっと、良くも悪くも目立つことのない仕事っぷりの僕にとっては、羨ましい、…

「人を殺してはいけない理由」について考えるための8冊の本

anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp ああ、こういうのって、何年かに一度、ホットエントリに入ってくるんだよなあ、こういう「ネットの日暮巡査」みたいな話って、いくつかありますよね。日暮巡査は、2020年にまた現れるのだろうか? この件に関しては、以前…

タッチパネルとペッパー君と「かわいそうな営業マン」

news.infoseek.co.jp anond.hatelabo.jp 世の中には「タッチパネルが不要」とか「苦手」、あるいは「ああいいものは、人と人とのコミュニケーションを減らしていく『害悪』だ」と考えている人が少なからずいるんですね…… もちろん、それもTPOによるものでし…

「アルコール依存」について、知りたいけれど知るのが怖い人への7冊の本

だいぶ春らしくなってきました。 3月から4月というのは、別れや出会い、環境の変化が多い月でもあり、お酒を飲む機会も多くなりがちです。 先日、エッセイスト・小田嶋隆さんの『上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白』を読んで、「お酒との…

朝日新聞デジタルが、「粗悪なネットウォッチャー」と化した日

www.asahi.com b.hatena.ne.jp 僕はそれなりにネット歴が長いので、ネットバトル的なものも経験してきています。 『はてな』の世界では、「お前、俺を批判する記事をブックマークしただろ!」と怒鳴り込んでくる人もいたし、ブックマークコメントにデマを撒…

「理系早口喋り」についての一仮説

anond.hatelabo.jp これを読んでいて、つい最近読んだ本に書いてあったことを思い出したので、紹介しておきます。fujipon.hatenadiary.com 2015年の初夏、41歳の若さで脳梗塞を発症したこの本の著者、鈴木大介さん。 闘病のなかで、鈴木さんは、取材してきた…

「学歴と仕事の能力の相関関係」について

anond.hatelabo.jp kabumatome.doorblog.jp 就職説明会での「学歴差別」が話題になっています。 僕自身は就職活動というものをしたことがずっとなくて、通っていた大学の医局に入局し、行けと言われた場所に行くのを20年くらい続けてきました(正確には、3年…

「かみ合わない善意」だからこそ、いたたまれない気持ちになることもある。

www.keikubi.com この話を読んで、僕もなんだか悲しくなりました。 正直、ものすごく美味しくて感じがよく、流行っている店なら「なんで潰れるんだ!」と思うし、味もサービスもダメなら、「まあしょうがないな」としか感じない。でも、こういう「味はまずま…

最上もがさんのインタビューを読んで、僕が20年前に期待していた「理想郷としてのインターネット」を思い出した。

blog.tinect.jp 僕がインターネットにはじめて触れたのも20年前くらいだったので、懐かしく思いながら読みました。 転勤先のアパートにISDNとかいう回線が引かれている、という話を聞いて、それならいま流行っているインターネットとかいうやつをやってみる…

「女性専用車両」に乗ってしまった男

女性専用車両について、かなり話題(問題?)になっているようです。 さまざまな意見を読みながら、僕は数年前の苦い経験を思い出しました。 その日は学会に参加するために上京していて、ネットで会場までの経路を確認し、ちょうど、ホームに滑り込んできた…

「この国での貧困は絶対に自分のせい」と言う人々の「背景」について

news.nifty.com この人のこと、僕はよく知らないのですが、まあそりゃ炎上するよなあ、というツイートではありました。 人にはそれぞれ事情もあるし、自分だって、病気や事故、家族の介護などで、いつどうなるかわからない。 朝、車のエンジンをかけながら、…

オリンピックで活躍している選手たちをみていると、子供の頃の自分の愚かさを思い出す。

平昌オリンピックが開催されている。 オリンピックやワールドカップの時期になるたびに、最近は、あと何回、自分は観ることができるだろうか、とか考えてしまう。 開催中は、それほどちゃんと観て、応援しているわけでもないのにね。 僕は運動全般が苦手な人…

瑠麗も「スリーパーセル」も照らせば光る?

www.huffingtonpost.jp lullymiura.hatenadiary.jp また三浦瑠麗さんが話題になっているようなのです。 三浦さんがメディアに露出しはじめた時期には、「へえ、こんな見目麗しい若手国際政治学者、なんて人がいるのだなあ」と感心したのですが、三浦さんが自…

ファミコン版『ドラゴンクエスト3』が発売された、30年前の「あの日」のこと

shinya-sheep.hatenablog.com そうか、2018年2月10日で、ファミコン版『ドラゴンクエスト3』発売30周年なのか……って、上記のブログで知って、これを書き始めたのが2月10日の23時30分。とりあえず記念日のうちに思いついたことを書いてしまおう。 しかし30年…

『SUPER FRIDAY』で、吉野家の大行列に並ばずにはいられないソフトバンクユーザーの心理学

kabumatome.doorblog.jp 無料の牛丼に並ぶのに割高な携帯料金を払い続ける”携帯ユーザー”の知能問題|やまもといちろう(1ページ目) - デイリーニュースオンライン 大学時代に、車のガソリンを入れるときに、いつも車で1時間くらいかかる、安いガソリンスタン…

「グリッドガール」の次は、「ホームランガール」かもしれない。

www3.nhk.or.jp www.j-cast.com 廃止される「グリッドガール」は、F1のレースでスタート前に車の停止位置を示す「グリッド」の前に立って、プラカード掲げる役割の女性ということで、いわゆる「レースクイーン」が全廃されるわけではないみたいです。レー…

落語と「ポリティカル・コレクトネス」との葛藤

落語をときどき聴きにいくようになりました。 20代くらいの頃は、漫才やコントはさておき、落語には、まったく興味がわかなくて、時間は長いし、背景はわからないし、この時代に落語を聴くなんていうのは「古典芸能に理解があることをアピールしようとしてい…

「タダで泊めて」というだけで不快感与えてる、ネットの「インフルエンサー」

www.huffingtonpost.jp nlab.itmedia.co.jp 僕の感覚でいうと、「宣伝してやるから、タダで泊めろ(しかも恋人同伴で5泊!)なんて、厚かましいにもほどがある」なのです。 このホテル側の対応は、第三者的にはスカッとするのですが、僕はこのホテルには泊ま…

いま、「ニュース」と呼ばれているものの正体について

www.hochi.co.jp www.hochi.co.jp週刊文春記者「小室哲哉の引退は本意ではない結果になった、残念」「ただ小室哲哉が不倫している事については絶対の自信があります」週刊文春の公式ツイッター炎上:ハムスター速報 今回は『文春砲』のほうが炎上しているらし…

小室哲哉さんの引退と「謝罪チキンレース」のゆくえ

なんかモヤモヤする。それでも小室哲哉だから、あんなふうに美談として報道されたり、還暦近くでも支えになってくれる女性がいたりするのであって、もっと孤立して、行き場をなくしている家族はたくさんいるのに。— FUJIPON (@fujipon2) 2018年1月19日 とい…

狭い世界での「権力者によるパワハラ・モラハラ・セクハラの複合攻撃」について

www.buzzfeed.com lineblog.me note.mu note.mu はあちゅうさんの告発を読んでいるだけで、僕も息をするのが苦しくなってきました。 僕がこれまで体験してきたのは、主にパワハラ、モラハラで、明確なセクハラを受けたことは記憶にないのだけれど。 いまの日…

「おにぎり、温めますか?」の地政学

2017年11月29日夜のTOKIOの番組『TOKIOカケル』に大泉洋さんが出演していて、「おにぎり温めますか?」と尋ねてこない店員が許せない、という話をしていた。 「おにぎりを温めないで食べることが許せない」「北海道のコンビニでは、必ず『温めますか?』と尋…

誰からも必要とされず、イデオロギーに殉ずることすらできなくなった僕たちへ。

www.huffingtonpost.jp これを読んで、考えたこと。 人間というのは、めぐり合わせとか縁とか運みたいなものに、大きく左右されて生きている。 昔聞いた話で記憶に残っているのは、エネルギー産業で石炭全盛だった時代には、東大を首席で卒業したような人た…

『闇サイト殺人事件』の被害者の「生きざま」を描いたノンフィクション『いつかの夏』と、犯罪被害者の実名報道について

mubou.seesaa.net mubou.seesaa.net 僕は、被害者の実名報道は必要ないと思うし、被害者の写真や卒業アルバムをわざわざ探してきて、悲しげなBGMとともに「紹介」するワイドショーを嫌悪している。 僕とその家族が、ある事件の被害者になったとき、某新聞社…

誰にも投票する気がしない」と「自分が出馬する」の距離が、あまりにも遠すぎる

今度の日曜日は衆議院選挙の投票日。 選挙権は国民の大事な権利であり、「民意」を反映させるための唯一無二の武器だということは頭ではわかっている、つもりだ。 でも、今回も、どこに、誰に投票しようかと迷っている。 絶対に投票したくない人は、けっこう…

「もう、TSUYATAしかない地方都市」から見た、「TSUTAYAの閉店ラッシュ」問題

ascii.jp そうか、もうTSUTAYAもそんなことになっているのか……と、田舎のTSUTAYAっ子(TSUTAYAオヤジですね、すみません)である僕は、これを読んで思ったのです。 田舎(といっても、人口数万人くらいの地方の市)では、すでに、「最大の新刊書店はTSUTAYA…

「だから、ああいうモラルが無いDQNには、関わったら負けだよ」

www.asahi.com 関係者によると、手前のパーキングエリアで、ワゴン車の進路を塞ぐように駐車していた男性を嘉久さんが注意した。怒った男性は高速道路上を追い、後方から接近したうえ、前方に割り込んで減速し、一家の車を追い越し車線上に停止させた。車か…

「キラキラネームをつけてしまう親」は、どんな人たちなのか?

www.daily.co.jp 「キラキラネーム」については、周期的に話題になるような感じがします。 この林先生の話についても、「わかる」という言う人がいれば、「一塾講師の経験談でしかないので、統計学的に優位なのかどうかは不明で、真に受けるべきではない」と…

「まっちんぐマチコン先生」への手紙

anond.hatelabo.jp これを読んで、僕はいろんなことを思い出してしまいました。 そして、これを書いた人に、「よくここまで頑張ったよ、あなたはたぶん、ひとつ壁を越えたはず」と伝えたくなりました。 もう、けっこう昔の話なんですが、みっともない振られ…

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