いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

生活の記録

適切な強さの言葉を選択するというのは、本当に難しい。

tyoshiki.hatenadiary.com 読ませていただきました。 状況にあわせて、適切な強さの言葉を選択するというのは、本当に難しい。 そもそも、「発言すべきかどうか」というのもあって、大概の場合は「沈黙」こそが人生では最適解なのです。 それでも、何か言わ…

「2月29日」に思う。

ああ、2月29日なのか今日は。youpouch.comこれを見て、「焼肉食べたい……」と思ったのですが、今夜は当直だし。 ああ、うるう年じゃなかったら、当直しなくても良かったのかなあ、うーむ。 gothedistance.hatenadiary.jplord.takerunba.com ネットでは、「2月…

「妻の妊娠・出産」が「天災」になるとき

banban.hatenablog.com ああ、こういうのって、実際にされたら、たしかに「一生忘れない」だろうな……と思いつつ読みました。 b.hatena.ne.jp このブックマークコメントを読んでも、まあ、妊娠中の浮気なんて最低だよね、というのと、別に妊娠中じゃなくても…

結局、人間に「中身」なんて無いんじゃないかな。

昔、僕がまだ若かった(10代後半から、20歳くらいの)ときの話をしよう。 僕は自分のことが大嫌いで、家庭環境とか、行っている大学とか、自分のウジウジした性格とか、「これが好き!」って胸を張って言えるようなものが無い人間だった。 まあ、それは今も…

「もし話していただけなければ、何を書かれても知りませんからね!」

※以下の文章の僕自身に関するところには、僕自身と周囲の人間のプライバシーを考え、一部ぼかして書いているところがあります。 もともとハンドルネームで書いているにもかかわらず、このような加工をしていることを御容赦ください。 小保方晴子さんの『あの…

雪の朝の「ライ麦畑のキャッチャー」の話

九州北部でこんなに雪が積もるなんて! 日曜日は、マンションのベランダからみた外が一面の銀世界であることに、かなり興奮した。 こんなことは、一生に一度かもしれないな、と。 しかし、月曜日、仕事となると、様相が一変する。 出勤しなければならない状…

老兵は死なず、ただ(若者の視界から)消え去るのみ。

www.excite.co.jp そうか、伊集院光さん、「深夜の馬鹿力」から、『ゆうゆうワイド』(の時間帯)に行ってしまうのだな…… まあ、最近は、というか、この20年くらいはラジオの深夜放送もすっかり疎遠となり、出かけたときに車で日曜日の午後の山下達郎さんか…

「誰も幸せにしない福袋」の話

rocketnews24.com お正月といえば「福袋」、今年はアップルストアの福袋が廃止された、なんて話もあったようですが、僕自身は人生でたぶん一度も買ったことないんですよね「福袋」って。 人気のものは、お正月から行列して買わなければならないし、自分が好…

「ちょっとだけ贅沢なボールペン」を使ってみませんか?

最近、手で何か書く機会ってありますか? ワープロ、パソコン以前に比べると、そういう機会って、かなり減ってきていますよね。 僕自身はもともと「キーボードに触っているだけで、ちょっと幸せ」というタイプなので、「手書きじゃないと寂しい」ということ…

ある大型書店の「受験参考書コーナー」での出来事

先日、地元の大型書店を散策していたときに、ひとりのジャージ姿の男の子がいました。 彼は身長160cm弱くらいで、まだ幼い感じ。 学習参考書コーナーの前で、何やら本を手にとっていたのです。 なんとなく気になって、彼がページをめくっている本にさりげな…

どうすれば、自分の人生の主人公になれるのだろう?

岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)作者: 山本さほ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/05/20メディア: コミックこの商品を含むブログ (10件) を見る岡崎に捧ぐ(1) (コミックス単行本)作者: 山本さほ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/06/30メディア: K…

「続けている」のではなくて、「変えるのが怖い」だけなんだよな、きっと。

moarh.hatenablog.jp これを読んで、なんだかとても書きたくなったので。 僕自身、いまの自分の立ち位置に、かなり悩んでいる。 同じくらいの年齢の人たちは、大学の医局で偉くなった一部を除くと、そろそろみんな「自分の道」を模索している。 医局を離れて…

エンターテインメントと「お約束」

http://oymz56.hatenablog.com/entry/2015/11/25/100645oymz56.hatenablog.com ああ、僕もこんなふうに声を張り上げて「アンコール!」ってやってるのを、周りの観客(しかも、同じアーティストのファンのはずの人)に嘲笑されたらイヤだろうなあ、と思いな…

あなたの前に、アジフライと目玉焼きと天ぷらが並んでいます。何をかけますか?

anond.hatelabo.jp これと、このエントリへの反応(ブックマークコメント)を読んで。b.hatena.ne.jp 「目玉焼きに何をかけますか?」というのも定番の「好みが分かれる質問」なのですが、僕は、アジフライは醤油、目玉焼きはウスターソースです。 こういう…

人は、自分がいま置かれている立場で、持ち駒で勝負するしかない。

p-shirokuma.hatenadiary.comcyberglass.hatenablog.com この「シロクマ先生は強者の論理を振りかざしている」という言葉に、なんだかすごく引っかかってしまって。 こういうのって、「お前はいま強い立場、安定した地位を持っているから、安全圏からそんな…

ベータマックス、シャープX1、X68000、セガ・マーク3、サターン、Macintosh、広島カープ……

www.phileweb.com これを読みながら、僕はいままでの物欲人生を、振り返らずにはいられませんでした。 ベータマックス、シャープX1、X68000、セガ・マーク3、サターン、Macintosh、広島カープ…… なぜ、僕はこんなに「負け組」にばかり、肩入れしながら生き…

我が家に「ベータ」がやってきた日のこと

www.asahi.com えっ、まだ「ベータ」のカセット作ってたの?と思ったんですよね、このニュースを最初に見て。 VHSのカセットは、まだけっこう見かけるのですが、「まだ使っている人いるのかな」って思うものなあ。 我が家にビデオデッキがやってきたのは、僕…

同級生を「○○君」としか呼べない人生を、おくってきました。

komekui.hatenablog.com そうか、こういう人もいるのか…… 僕の中高生時代なんて、もう30年くらい前の話になってしまうのですが、僕はずっと、「同級生をどう呼べば良いのか?」に悩んできたのです。 女子に関しては、「○○さん」で統一する、という方針で、そ…

「プロブロガー」と「白いたい焼き」

p-shirokuma.hatenadiary.comp-shirokuma.hatenadiary.com 僕は基本的に「金だ!」「PVだ!」って言っているブログは嫌いだしつまらないと思っているのですが、p-shirokumaさんがこうして2回にわたって言及されていることに、少し驚いてしまいました。 『は…

「普通に接すること」の難しさについて

cyberglass.hatenablog.com このエントリを読んで、「ああ、『かわいそうな被災者像』みたいなのを押し付けてしまっているところはあるのだよなあ」と、考えさせられました。 この中にあるように、その地域のなかにも、さまざまな立場の人がいるし、いつまで…

永谷園の「お茶づけ」について、僕が40年近く誤解していたこと

永谷園の「お茶づけ」には、幼少時からずっとお世話になってきました。 野菜も肉も魚も苦手だった僕にとっては、数少ない「安心して食べられるもの」でもあったんですよね。 当時は「焼鳥には悪い鳥がなるのだ」と信じていましたし、口をゆがめて断末魔の叫…

駐車場で起こった「料金ゲートおばさん」と「軽自動車の男性」の悲劇

先日、ごはんを食べに行ったときの話。 食事を済ませ、店の駐車場から出ようとしたときのことでした。 出口のゲートの前で、運転席の人(おばさん)が、なんだかモゾモゾやっていたのです。 ゲートは、なかなか開かない。 その店は、店内で食事をすると、2時…

いま、僕が「インターネット」について語っておきたいこと

fujipon.hatenablog.com d.hatena.ne.jp id:p_shirokumaさんへ このエントリは、ものすごく個人的な手紙でもあり、だからこそ、ある種の「一般論」みたいなものにもなっているのではないかと思います。 上記のp_shirokumaさんのエントリを読みながら考えたこ…

「子供ができたので、親になった」だけの男の話

anond.hatelabo.jpd.hatena.ne.jp 僕の後輩にも、「子供を持たない選択」をした夫婦がいます。 彼らは、「もともと子供好きじゃないし、育児にかけるお金や時間があるのなら、2人で旅行に出かけたり、美味しいものを食べたりして過ごしたい」という共通の価…

なぜ僕は「少額会計に1万円札を出すこと」に強い不安を抱くようになったのか?

note.mu ああ、なんかこういうことって、あるよなあ、と。 海外では、少ない額の買い物に大きなお金を出すと露骨に嫌がられることが多いそうなのですが、日本では、まずそういうことはありませんよね。 たまに「千円札はございませんか?」なんて聞かれるこ…

「うまい言葉を見つける」ことができない悲しみや、もどかしさについて

『村上さんのところ』の単行本のなかに、こんな質問と村上春樹さんの回答が収録されていました。 Q:少し重い話をさせてください。昨年母が死にました。とても急なことで、ばたばたと葬式を終わらせ一息ついた私に待っていたのは「大変だったでしょう」という…

「『新しいことやってます』という人は嫌いです」

最近、「オリジナル」と「パクり」の境界、みたいなことを考えています。 明らかな「コピー&ペースト」みたいなものはもちろんダメなんですが、一昔前のデザイナーが書いた本をみると、「アメリカの雑誌に載っていた西海岸の看板の写真からイメージをもらっ…

「セブンイレブンの酷かった店」の話を聞いて、サービスの「均質性」について考えた。

d.hatena.ne.jp ああ、タクシーには僕もいくつか「思い出」があって、乗るときには、ちょっと身構えたりもするのです。fujipon.hatenablog.com ただ、僕の場合は地方都市住まいなので、「個人タクシー」に遭遇する機会が少ないし、最近は飲み会も減ったので…

自分の苛立ちを振りかざす、ということ

もう20年くらい前の、恥ずかしい話を書きます。 パチンコについて語るときに僕の語ること/パチンコ依存からの脱出d.hatena.ne.jp 当時の僕は、パチンコにものすごくハマっていて、休日には、一日中ホールに座っていることもありました。 そして、その日はも…

「道徳の授業で大嫌いな話」と「それであなたは何と思ったのかな?」

道徳の授業で大嫌いな話anond.hatelabo.jp ああ、なんかこの話の「居心地の悪さ」って、わかるなあ。 運転手さんの行動に反発するような感想を書きたくなるのも、理解できる。 「例外」をひとつ作ってしまったら、今後、同じような申し出があったときには、…

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