いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「2月29日」に思う。

ああ、2月29日なのか今日は。

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これを見て、「焼肉食べたい……」と思ったのですが、今夜は当直だし。
ああ、うるう年じゃなかったら、当直しなくても良かったのかなあ、うーむ。


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ネットでは、「2月29日」を結婚記念日として選択したお二人のエントリをみつけて、おめでとうございます!という祝福と同時に、「4年に一度って、夫婦的には良いのか悪いのか、どっちなんだろうな……」などと考えてみたり。
まあ、そういうのは日付が良いとか悪いとかじゃなくて、良い関係を築いている夫婦にとっては「良い日」である、というだけなのかもしれませんが。


id:takerunbaさんのエントリのなかでもっとも僕が共感したのは、

 結婚したので、もう結婚しなくていい。結婚という選択肢が消滅した。もう何かをする必要がない。

というところでした。
ほんと、「結婚すること」について、あれこれ周囲から言われなくなったり、考えたりしなくてすむというのは、結婚しているいちばんのメリットかもしれない(僕にとっては)。


しかし、4年に一度っていうのは、僕のように40代半ばになってくると、なんだかとても感慨深いものがありますね。
うるう年が、4年に一度、オリンピックも、サッカーのワールドカップも。
40代半ばになると、「生きているうちに、あと何回、オリンピックやワールドカップを観ることができるのだろうか」なんて数えてしまうことがあります。
あとは『ドラゴンクエスト』をあと何作プレイできるかな、とか。
ドラゴンクエスト』に関しては、作っている人たちの平均年齢が僕より上なので、終わりを見届けることになるのだろうか。
それとも、誰か他のクリエイターたちの手で、続いていくことになるのだろうか。
そもそも、人の寿命なんてわからないから、僕のほうが早く退場することになるのだろうか。
うちの子どもが、7歳と1歳だから、4年後は、11歳と5歳か。
うむ、まだ遊んでくれそうな年齢だな。
でも、僕も50の声が聞こえてくる年だから、遊んでいられるかな。
そもそも、だいぶ身体も動かなくなってきたし、僕も今と同じように仕事をできているだろうか。
「1年」だったら、たぶん、あまり大きくは変わらないような気がするし、「10年」だと「今とは違う」ことを前提にしなければならないと思う。
「4年」は微妙だ。
同じところもあれば、違ってくるところもある。
オリンピックやワールドカップに出場する選手が、入れ替わっていくように。


4年後、生きているだろうか。
まだ、ブログを書いているだろうか。


先のことはわからない。
たぶん、わからないからこそ、良いところもあるのだとは思う。
東京オリンピックまであと4年か……
僕の人生を大きく変えるようなイベントではなさそうだけれど、4年後の自分に、ブログを書いていられるくらい、人生に余白があればいいな。


ええっ、2月ってまだあと1日あるのか、来月の給料日がまた遠くなった……
などと思ったのも事実なのですが、こういう、何が言いたいのかわからないような内容は、なんとなく2月29日向きなのかな、という気がします。



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