いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

展覧会・イベント

『ゲームセンターCX 有野の挑戦 in さいたまスーパーアリーナ 20周年大感謝祭』に参加して、生き返った気がする。

yoikoarinoshinya.hateblo.jp 眠れなかった夜に、地上波で深夜に放送されていた『プリンス・オブ・ペルシャ』の回を観て以来、僕はこの番組と有野課長の大ファンなのです。 「有野課長」こと、よゐこの有野晋哉さんが、レトロゲームのエンディング画面に到達…

舞台『宝飾時計』感想(2023年2月11日・鳥栖市民文化会館)と、「自分のために生きる」ことに疲れてきた話

建国記念日に、舞台『宝飾時計』を観てきました。 キャストは、高畑充希さん、成田凌さん、小池栄子さん、伊藤万理華さん、池津祥子さん、後藤剛範さん、小日向星一さん、八十田勇一さんの8名。 大掛かりな場面転換やCGを使った演出などもなく(楽器の生演奏…

『庵野秀明展』(大分県立美術館)感想

www.annohideakiten.jp www.opam.jp 大分県立美術館に『庵野秀明展』を観に行ってきました(2022年3月24日)。 勤務先での新型コロナの感染拡大もなんとか一段落し、まん延防止条例もひとまず解除。会期が4月3日(日)までと終了が近づいていたこともあり、…

『組曲虐殺』感想(2019年10月31日昼公演・博多座)

horipro-stage.jp www.hakataza.co.jp プロレタリア文学の旗手・小林多喜二の生涯を、彼を取り巻く愛すべき登場人物たちとの日々を中心に描いた『組曲虐殺』。 一人の内気な青年が、なぜ29歳4ヶ月で死に至らなくてはならなかったのか。 明るさと笑いと涙に包…

「書」に全く興味がなかったのに、九州国立博物館の特別展『王羲之と日本の書』を観てきた話。

www.kyuhaku.jp 先週、九州国立博物館で、特別展『王羲之と日本の書』を観てきました。 僕はこれまで「書」というものにはこれまで全く興味がないというか、「何が面白いのか、よくわからない」というのが率直な印象なんですよ。 アートに関しては、もともと…

落語と「ポリティカル・コレクトネス」との葛藤

落語をときどき聴きにいくようになりました。 20代くらいの頃は、漫才やコントはさておき、落語には、まったく興味がわかなくて、時間は長いし、背景はわからないし、この時代に落語を聴くなんていうのは「古典芸能に理解があることをアピールしようとしてい…

京都国立博物館の『開館120周年記念 特別展覧会 国宝』で、国宝ラッシュと人混みに酔ってきた。

kyoto-kokuhou2017.jp www.kyohaku.go.jp 日帰りで行ってきました京都まで。 仕事を短時間で済ませて(というか、いちおう顔だけ出して、に近い)、なんとか京都国立博物館に到着したのは、もう16時半を過ぎていて、閉館時間まで、あと1時間半しかありません…

大阪・国立国際美術館の『ブリューゲル「バベルの塔」展』を観てきました。

babel2017.jp 先日、大阪の国立国際美術館で、『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展』を観てきました。大阪というのは新幹線で行くと、新大阪駅と大阪駅が微妙に離れていて、国立国際美術館はどう行っても駅から少し歩かなければならない立…

九州国立博物館の「世界遺産・ラスコー展」の感想を書いておきます。

先週の金曜日、金曜・土曜は20時まで開館している九州国立博物館で、「特別展・世界遺産 ラスコー展」を観に行ったので、その感想を書いておきます。 お盆期間中に行ってみようか、という人も多いと思うので。 僕は夜間開館で見たこともあり、かなり空いてい…

「入館料が日本一高くて、展示品は全部偽物。でも大人気!」の大塚国際美術館に行ってきました。

o-museum.or.jp 以前から、ずっと気になっていたんですよ、この大塚国際美術館。 ただ、徳島県というロケーションは、微妙に行きづらいところもあって、これまで訪問する機会がありませんでした。 職場異動で有給をもらえて拘束もない時間ができたので、今回…

SNS時代の美術館や博物館の「写真撮影OK」戦略のゆくえ

www.asahi.com www.yomiuri.co.jp 山本幸三・地方創生相の発言は乱暴だし、いろんな創意工夫をしている学芸員さんたちに失礼だとしか言いようがありません。公立の図書館がみんな「TSUTAYA図書館」になってしまって、地元の文化財を紹介するコーナーがカフェ…

『日曜美術館40周年特集「ゆく美 くる美」』が面白かった!(再放送予定あり)

新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 www4.nhk.or.jp www.cinra.net 昨夜、1月1日を迎えたあと、さてどうしようか、と思いつつテレビを眺めていると、Eテレの『日曜美術館40周年特集「ゆく美 くる美」』という番組をみか…

九州国立博物館の特別展「京都 高山寺と明恵上人 - 特別公開 鳥獣戯画 -」に行ってきました。

www.kyuhaku.jp あの『鳥獣戯画』が九州初上陸!ということで行ってきました九州国立博物館。 開催期間が2016年10月4日から11月20日と、比較的期間が短めでもあり、開催後半はさらに混みそうだったので、一昨日、金曜日の午前中に。 さすがに平日だけあって…

『始皇帝と大兵馬俑』『阿修羅展』『若冲展』から、「展覧会と待ち時間」を考える。

fujipon.hatenadiary.jp この日記のスピンオフ(?)みたいな話なのですが、僕はこの『始皇帝と大兵馬俑』を観に行くにあたって、「けっこう並ぶのかな……」って予想していたんですよね。 でも、実際はチケット売り場も展示室内も、全く並びなしで、展示物の…

『ワンピース』も歌舞伎もよく知らない中年のオッサンが、『ワンピース歌舞伎』を観てきた話

www.onepiece-kabuki.com 博多座で『ワンピース歌舞伎』を観てきました。 けっこうチケット代も高いし(A席18000円)、僕は歌舞伎も観たことがなく、『ワンピース』もそんなに熱心な読者じゃないというか、たまに子どもと一緒にアニメを観るくらいなのですが…

もし、本物の『モナ・リザ』と全く同じコピーができたら、それをどう見れば良いのだろう?

参考リンク(1):もうすぐ絶滅するという芸術の未来について - (チェコ好き)の日記もうすぐ絶滅するという芸術の未来について - (チェコ好き)の日記 もうすぐ絶滅するという芸術の未来について - (チェコ好き)の日記 『(チェコ好き)の日記』さんは、いつも…

アクセスカウンター