いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

2014年の『いつか電池がきれるまで』を振り返って

2014年も、残すところあと4日あまりになりました。
とりたてて、いま書きたいこともないので、2014年に書いたエントリのなかの8つを御紹介しつつ、今年を振り返ってみます。


もう一度、『なぜ今、ブログなのか』
もう一度、『なぜ今、ブログなのか』 - いつか電池がきれるまで


 今年は僕自身もいろいろあって、「なんでブログを書いているのだろう?」と考え込むことも多々ありました。というか、今もやっぱり、これに何の意味があるのか?とも思うんですけどね。
 これは、今自分で読み返してみても、なんだかちょっと勇気づけられます(自画自賛)。



映画、演劇、テレビゲーム、ネット上の文章は、どのくらいの長さが「適切」なのか?
映画、演劇、テレビゲーム、ネット上の文章は、どのくらいの長さが「適切」なのか? - いつか電池がきれるまで


 こういうところにあえて突っ込んでいくのが、僕の「芸風」みたいなものなのかな、と。
 「芸」ってほどのものじゃありませんが。
 あらためて考えてみると、物事というのは、案外「収まるべきところに、収まっている」のかもしれません。


某水族館の「スタンプラリー」で、なんかモヤッとした話
某水族館の「スタンプラリー」で、なんかモヤッとした話 - いつか電池がきれるまで


 その後、ベネッセさんは個人情報漏洩で問題になってしまいました。
「個人情報」って、あんまり大事にしすぎても不便ではあるな、とも思うんですけどね。
 でもいまは、スパムをばらまくのが、あまりにも簡単になってしまっているからなあ。


セブンイレブンの「ちょっと気まずいサービス」について
セブンイレブンの「ちょっと気まずいサービス」について - いつか電池がきれるまで


 こういう「ちょっと疑問なサービス系」の今年の代表として。
 この企画は相変わらず続いていて、セブンイレブンは業績好調なので、トータルでみれば、プラスになっている、ということなんでしょうね。
 しかし、現場での気まずさは、なんとかならないものなのか。



「素直に承諾したものが損をする」というシステムへの疑問
「素直に承諾したものが損をする」というシステムへの疑問 - いつか電池がきれるまで


 これはもう、何度読み返しても、うーん、という感じではあります。
 ただ、ネット社会って、「いいひと」であることがみんなに伝わりやすくもあるので、むしろ、昔よりは「いい人というのも、人生の戦略としては有望」なのかもしれません。



僕と『俺の屍を越えてゆけ
僕と『俺の屍を越えてゆけ』 - いつか電池がきれるまで


 『2』も買いました!
 みなさん、『俺の屍を越えてゆけ』は、本当に良いゲームですよ!『1』はね……



「一緒に遊べる関係でいたい期間」と「一緒に遊んでいる時間」
「一緒に遊べる関係でいたい期間」と「一緒に遊んでいる時間」 - いつか電池がきれるまで


 最近、息子の遊びの内容が、ちょっと変わってきているような気がします。
 来年は小学生だし……って、まだ弟(もうすぐ3か月)がいるのか……



「ゲームセンターは不良のたまり場」だった頃
「ゲームセンターは不良のたまり場」だった頃 - いつか電池がきれるまで


 こういうエントリは、書いていて楽しいのですが、まさかこんなに反応があるとは。
 当時のゲームがどんどん進化していく面白さっていうのは、たぶん、あの時代を生きた人間にしか味わえなかったんじゃないかな。



 というわけで、8つのエントリを並べてみました。
 本来、このブログは、2013年末でやめるつもりでしたし、今年も、いろいろあって、しばらく休んだり、「脱はてな」を試みたりもしたのですが、結果的にはこうして2014年末まで続けることができました。
 後半は、とくにスランプというか、なんだかうまく書けなくなってしまっていて、そのまま、今年も終わってしまいそうなのですが。
 ここは、僕にとって、あんまりお金とかPVとかにこだわらず、身の回りのことを、自分の視点で書く、「古き善きテキストサイトの悪あがき」のようなつもりで書いてきました。
 いま、この御時世だからこそ、誰も読んでくれなくても、そういうブログを書きたい、と思って。


 それが、思いのほか、たくさんの人に読んでもらえたりもして、ありがたいのと同時に、ちょっと申し訳ないような気持ちもあるのです。
 まあでも、迷走しながらも、なんとか続けてこられたのは、読んでくださる人がいるからです。
 「PVなんて気にしない」と言いながらも、やっぱり、誰も読んでくれないところで書くモチベーションを維持するのは、なかなか難しい。
 本当に、ありがとうございました。


 人生なんてつまらないし、ブログもつまらない。
 でも、このふたつを掛け合わせると、不思議なことに、ちょっとだけ、面白くなるんですよ(当社比)。
 そういうことが、ほんの少しでも、伝わると嬉しい。


 それでは皆様、よいお年をお迎えください。




 黒田、本当に帰ってきてくれるのか!!!

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