いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「2018年本屋大賞」は、辻村深月さんの『かがみの孤城』


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ノミネート10作品すべての順位はこちらをどうぞ。
本屋大賞


僕のノミネート10作品への感想はこちらです。
fujipon.hatenablog.com



今回の結果は、「うむうむ、満足!」という感じでした。僕としては満足度が高かった。
『かがみの孤城』圧勝でしたね。
あと、『盤上の向日葵』は、「すごいんだけど、将棋が題材だから、ちょっと不利かな」と思っていたのですが、2位と大健闘。
逆に「書店員さんは、こういうの好きなんじゃない?」と順位予想では3位にした『騙し絵の牙』は6位と、書店員さんの目が節穴だとか、「営業に熱心な出版社や作家や書店ネタに甘いんじゃない?」って思っていてごめんよ、と謝りたい気分です。
書店員さんたちの底力を思い知らされました(自分の評価に近いと、急に褒めはじめる僕もいかがなものか、というところではありますが)。
あと、「いい話」をみんな素直に受け入れているわけではない、ということにも共感できました。
しかし、毎年思うんですが、大差でシンガリ負けしてしまうような本を、なぜ『ベスト10』に選んでしまうのか……弥生賞のヘヴィータンクかよ!


『かがみの孤城』の感想はこちらをどうぞ。
fujipon.hatenadiary.com



fujipon.hatenablog.com

かがみの孤城

かがみの孤城

盤上の向日葵

盤上の向日葵

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

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