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いやほんと、無観客試合(って、試合じゃないけど)で良かったですね。
渡辺麻友さんが凄い顔してた。
実際の映像を観ていると、須藤さんは嬉しそうにあっけらかんと言ったというよりは、かなり躊躇しているようにみえるし、運営側もあらかじめあの場で発表することは知っていた(というか、あの場で発表するように仕向けた?)らしいので、どこまで本人の責任なのか、というのは難しいところではあるんですけどね。
もしかしたら、「どうせ文春にスクープされるんだったら、総選挙を盛り上げるネタに使っちゃえ」みたいな「大人たちの開き直り」の結果だったのかもしれません。
アイドルとはいえ、基本的に人間なんだから「恋愛禁止」はおかしいといえばおかしいし、人が人を好きになることは悪いことでもなんでもない。結婚だって、めでたいよね。
しかし、その一方で物事には筋というのがあるのも事実です。
AKBグループって、「恋愛禁止」を公約に掲げていて、これまでもスキャンダルで丸刈りになったり博多にとばされたりした人がいたんですよね(その一方で、運営がスルーしたK木さんのスキャンダルとかもあるのですが)。
恋愛禁止は、アイドルを自称する彼女たちとファンたちとの「契約」なのです。
好きな人ができて、付き合いたいのなら、まずAKBを辞める(卒業する)のが先で、辞めてしまえば、あとはもうお好きなように、というのがこれまでのルールだったはず。
それが、いきなり「結婚します」ですからねえ。
ああ、でももしかしたら、文春にスクープされ、交際も偉い人たちに反対されて、それならもう辞めます、っていう流れだったのかな。
「はじめて人を好きになりました」とか言われてしまうと、僕の中のドス黒い部分が「そういう一時の盛り上がりに流されるとこの先大変だよ」と囁くのもまた事実。
免疫を持たないまま流行病に感染してしまったようにも見えるのです。
恋愛というのはどんな人でも、いくつになっても、大概思い込みや錯覚の要素が強いものだし、そこで「バレないように、てきとーに遊んでる」っていうより、ある意味「アイドルらしい」ような気がしますね。
いや、さんざん応援してきたファンはたまらないだろうけど。
「疑似恋愛」を提供しているグループだからさ。
諸先輩方はみんな潔白だと信じている人は、ほとんどいないでしょうけど、こういうのは、ファンが裏ではいろいろやってるんだと想像するのと「私たちは本当に裏ではいろいろやってます!」と本人が宣言するというのは、全然違うわけで。
みんなディズニーランドでミッキーマウスの中に人が入っていることは知っていても、中の人が着ぐるみを脱いでタバコ吸っているのを目の当たりにしたら、やっぱり「幻滅する」じゃないですか。エンターテインメントって、そういう商売だから。
この事例をみると、ある組織の「規律への信頼」というのは、構成員のうちひとりでもその規律を破ると、大きく損なわれてしまうことがあるのがよくわかります。
他のメンバーが苦言を呈するのは当たり前なんですよね。
某病院で医療ミスが問題になった際に、そこで働いていた人が「自分とはまったく違う科で、ほとんど面識もない人が関わったことなのに、患者さんたちがみんな『この病院の人』ということでなにかとクレームをつけてきたり、イヤミを言ってきたりしてつらい」と言っていました。
信頼とか信用って、積み重ねるのは大変なのに、壊すのは一瞬なんだよね。
総選挙の投票開始しましたっ!!
— 須藤凜々花a.k.a.りりぽん (@riripon48) 2017年5月30日
CDだけでなく、ケータイからでも投票できます👶
その場合324円です👶
面白い未来はりりぽんに任せてくださいっ!!私に任せて下されば絶対に大丈夫ですっ!!
選抜に入ってジャケ写に私が載ったCDを配りまくりたいですっ!!✨✨ジャケ写に乗るぞ〜っ!!✨ pic.twitter.com/mNYzl5FDeH
まあね、「面白い未来」であったことは認めるよ、僕は1円も使ってないし。
しかしこれ、某プロブロガーより酷くないか?
一時的にでも、ファンに「夢」を与えてあげた分、マシ?
おかげで今回の総選挙の「話題性」は増したかもしれないけれど、これから、この集金マシーンたちに投資するのは怖いよなあ。
テレビで中継をみていても、このスピーチの後だと「どうせみんな裏ではいろいろやってるんだろ?」としか思えず、メンバーの涙ながらのスピーチも「出来レース」にしか聞こえない。
荻野由佳さんちょっとかわいそう。
外野的には「おぎゆか」って、「の」一文字くらい、わざわざ省略しなくても良いんじゃないかな、とか思うけど。
渡辺麻友さんが「AKBでやり残したことはない」と言うのには、「まあそうだよね」と感じました。
指原さんはもう1位云々じゃなくて、グループ総帥のおことばですね。
そして、「この人たちは、毎年『AKBの危機です!』『もうダメです!』って言い続けている」ということに、さすがに今年は気づきましたよ。
『靴のオットー』かよ!
他のメンバーの須藤さんを批判するようなスピーチですら、「自浄作用があるように見せかける作戦」っぽく聞こえてきます。
こういうイベントって、ファンの「おおーーーっ!」とかいう「合いの手」の有無で、けっこう印象が違うということもわかりました。
まあ、今回に関しては、繰り返しますが「無観客試合でよかったね」というのと、「これを観客の前でやっていたら、歴史的な修羅場が観られたかもしれないのにもったいないな」というのと、その両方ではありますね。
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しかし、あらためて考えてみると「はじめて人を好きになった」という20歳の女性であれば、「結婚したい!」という意思があったとしても、まずはしばらく付き合ってみて、機が熟するのを待ちますよね。
ずっとうまくやっていけるかもしれないし、「やっぱりちょっと違った」というのもよくある話です。
「アイドル」「NMB48の人気メンバー」であるがゆえに、こうして性急に「結婚」という決定を下さざるをえないとしたら、それは、須藤さんとお相手の将来にとって、あまり良いことではないと僕は思います。
ちょっと不思議な話だよね、これ。
「とりあえず卒業」して、ゆっくり付き合ってみてから結婚するかどうか決めたらいいのに、なぜそうしなかったのだろう……
いろいろと想像してしまうところではありますが、それは下世話すぎるのでここに書くのはやめます。
まあ、指原さんがいくら「見捨てないでください」って言っても、ムーディーズでいえば「投資不適格」になったよね、AKBグループは。
ちなみに、NMBの山本彩さんは困惑されています……
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