いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

『逃げるは恥だが役に立つ』第10話を観ながら、「みくりさん、『はてなブログ』とか書いていそうだな」と思った件


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とぐろターボ、まさかの再登場!(使ったわけじゃないけど)
というか、どうにかこうにか壁を越えてしまったわけで、そこでまた1話分くらいなんだかんだあるのかと思っていた僕はちょっと拍子抜けしてしまいました。
でもまあ、意外と「やればできる」場合が多いのかね。
そして、その朝の津崎さんの表情!
星野源さん上手いなあ。


く、く、く、ガッキーとイチャイチャしているシーン、ガッキーがかわいすぎる!


それにしても、みくりさん、『はてなブログ』とかやってそうだ……
「いいですかみなさん、人の善意につけこんで、労働力をタダで使おうとする! それは『搾取』です! やりがい搾取を認めてはいけません!」
常日頃、ネットでこういう発言はよく見ているし、僕もその通りだと思うけど、こうしてドラマのなかで人が演じているのをみると、「そんな言い方しなくても……」みたいな気持ちになってしまうものですね。
僕もなんのかんの言いながらも、古い人間だし、他人に嫌われたくないのだろうな。
本当は、頼む側から、「給料を払いますので、一緒にやっていただけませんか?」と申し出るのが「あたりまえ」の世の中になるべきなんだろうけど。


いやしかし、津崎いいやつだなあ。
とはいえ、たしかに会社側としては「優秀なだけに、安くは使えないし、次の職場も見つけやすいだろう」って考えるのもわからなくはないんですよね。
プロ野球で、まだ他球団から声がかかりそうなうちに自由契約にする、というようなものか。
でも、こういうときに、ダメージを引きずらないで積極的に次の職探しに邁進できるって、津崎さんはイメージよりずっと行動力がある人だよなあ。


個人的には、内田理央さんがやたらと頑張っているのを観るのがちょっとつらい。
子どもと一緒にみていた『仮面ライダードライブ』の霧子、けっこう好きだったのに……
まあでも、ウザい役をウザく演じられるというのは、上手いってことでもありますよね。
長澤まさみさんの「きり」とか、あれだけヘイトエネルギー充填して、『真田丸』49話のラスト一発で全部持っていった感じがするものなあ。


横文字っぽいランゲージを喋っていらっしゃる、ひらまささん!
牛フィレ肉のロッシーニ風だ!
僕も披露宴のときに皆様にお出しして以来!(ちなみに自分たちは食べる暇なし。事前に試食はしたけど)
今の日本のシステムでは、たしかに、結婚したほうが経済的なメリットが大きいんだよねえ。
なんのかんの言っても「籍が入っている」ほうが法的には「家族」なわけで。
医療職としては、「この人は奥様とは不仲でもうほとんど交流もないから、説明は私にしてください、同意書も私が書きます」と言われても、さてどうしたものか……というケースにも、たまに遭遇するかもしれないわけです。


「それは、好きの搾取です!」
ああ、これ、ややこしい人だ……
でも、それなら籍を入れずにずっと目に見える報酬が必要な雇用関係を維持するのか?
まあ、なんというか、曖昧にしておいたほうが平和なことって、世の中にはたぶんあるんだろうな、とも思うけれど、それは「搾取する側」の甘え、なのかもしれません。
というか、あらためてこう言われてみると、自分はずっと家族から「搾取」してきたのではないか、と考え込まざるをえないんですよ。
こういうふうに意識しはじめてしまったら、結婚生活は、かなり難しくなってくるのではなかろうか。
お互いに仕事をしたい、忙しくて時間が無い、という状況なら、なおさら。


それにしても、前々回僕が「この二人、うまくいったらいったで、関係が変化していくことに適応できるのだろうか?」と思ったことに、こうして正面から向き合ってくるとは! すごいドラマだ、おそれいりました。


fujipon.hatenablog.com


いやほんと、他人だった人と一緒に生活するというのはとても難しい。
友達だったらうまくやれたのに、会社の部下や上司、同僚としては最高だったのに、恋人時代はよかったのに、ふたりだけの夫婦生活は問題なかったのに……
実際のところ、今うまくいっているから、10年後もうまくいくとは限らないし、恋人としては素晴らしくても、お父さん、お母さんとしては難点が多い、というようなケースは少なからず存在します。


「どんなに奇妙な関係でも、意思があれば続けていける」
でも、その「意思」を持続することが、いちばん難しいのだよね。
「結婚」というのは契約であり、ある種の束縛ではあるけれど、それがあるからこそ、なんとかもちこたえられるというケースも存在する。
そんなものに縛られなくても、って言うけれど、たぶん、大部分の人は、多かれ少なかれ「テーマ」とか「ルール」があったほうが、やりやすいのです。
作文でも「自由に書きなさい」と言われると、かえって書きづらくないですか?


次週、ついに最終回!
でも、きっと「100%のハッピーエンド」にはならないだろうな。
そして、恋愛は終わり、生活はつづく。


今日もドラマ終了直後に「アレルギーの娘に牛乳を飲ませた母親、殺人未遂で逮捕」というニュースの予告で、一気に夢から冷めました……


fujipon.hatenadiary.com