いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

医療

テレビドラマ『コウノドリ』第1話感想:星野源さんの四宮先生の「いるいる感」と、「手伝う、じゃないだろう!」は医者の言葉として適切なのか問題

www.tbs.co.jp テレビドラマ『コウノドリ』の第1話を観た。 ちなみにドラマの前作も原作マンガも全く観たことも読んだこともない。 『逃げ恥』の星野源さんが出ているので、観てみようかな、とか、そういう感じ。 僕は基本的に医療ドラマは観ない。 登場人物…

稼ぐために「表現の自由」を錦の御旗にする人たち vs 「さわらぬ『健康本』に祟りなし」と考える専門家たち

www.buzzfeed.com あの「WELQ問題」を告発した朽木誠一郎さんが、こんな記事を書いておられました。 朽木さんのこれまでの仕事については、下のエントリを御参照ください。 amanojerk.hatenablog.com 僕は医療という仕事を今もやっているのですが、書店で「…

「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。

fujipon.hatenablog.com この2016年9月21日のエントリに対して、長谷川豊さんから、こんなふうに言及していただきました。 blog.livedoor.jp 何か反論ある?fujiponさん。 fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデー…

長谷川豊さんの「自業自得の人工透析患者」論と「自分はつねにアリの側である」と信じられる人

blogos.com ああ、また長谷川豊さんか……それにしても、BLOGOSはまた、扇情的なタイトルをつけるものだな……と思いながら読んだのですが……blog.livedoor.jp 「公式ブログ」もこのタイトルなのかよ……ごめんBLOGOSさん、濡れ衣でした。 暴言とか露悪的な言葉=本…

「日曜のお医者さん」がネット世界の片隅で愚痴ってみたよ。

lineblog.metakasuka-toki.hatenablog.com 僕自身も当直をすることがあります。 きついし、年々当直中の疲労と苛立ちが強くなっているのを自覚しているからしたくないんだけど。 この北条かやさんの発言については、「まあ、患者さんの側としては、『わざわ…

「医学部に進んでしまったけれど、医者にはなりたくない」という増田さんへ

anond.hatelabo.jp 僕には僕自身の経験からしか語れないのだけれど、それでもこの増田さん(「はてな匿名ダイアリー」の著者は、「増田」と呼ぶのが慣例なのです)の選択に、少しでも役に立てればと願いつつ書きます。 僕自身、あまり医者になりたくなかった…

『鳥取養護学校看護師全員が一斉に辞職』に思う。

鳥取養護学校:看護師全員が一斉に辞職www.msn.com なんというか、いろいろと思うところがあるニュースではありました。 ネットでの反応をみていると「数分間待たされたくらいでクレームをつけまくるモンスターペアレントのせいでみんなが迷惑することになっ…

ある病院の当直における「世代間抗争」

ある知り合いの劇画原作者、もとい、医者に聞いた話。 その病院は、当直がキツイので悪名高く、当直の夜は一睡もできないことがほとんどなのだそうだ。 そして、その病院での当直は、大部分が医局からこの病院に派遣されてきた若手医師たちが行っている。 常…

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