いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「好き」なんだけど、「苦手」な人

参考リンク:他人に対する「嫌い」と「苦手」 - K Diary


上記エントリを読みながら、「ああ、そういうのって、あるよなあ……」と深く頷いていたのです。
いままで「嫌い」だった人、「苦手」だった人のことを思い出しつつ。


そして、ひとつ思いついたのが、僕の場合は「好き」なんだけど、「苦手」というパターンがある、ということなんですよ。
「好き」で「得意(という表現が正しいかどうかはわからないけれど、便宜的に)」というのは、もう本当に素晴らしい関係と言えましょう。文句なし。
「嫌い」で「苦手」というのも、けっこう「わかりやすい」ですよね。
嫌いだし、近寄ってもほしくない。
なるべく、関わらないようにすればいい関係。


「嫌い」で、「得意」という相手、僕自身は少ないです。
でも、客商売をしている人ならば、「人間としては好きじゃないけど、あしらいやすいお客さん」っていうのは、いるんじゃないかと思うのです。
そういう関係は、このカテゴリーに入りそうです。


で、僕にとっていちばん悩ましいのが、「好き」なんだけど「苦手」というパターン。
初対面からこういう関係になることはないのですが、次第にこうなってしまうことがあって。
第一印象が良くて「おお、この人とは仲良くやれそうだ、というか、仲良くやっていきたい!」と思うような人って、たまにいますよね。
向こうも、僕のことを好きでいてくれるようだ、というのが伝わってくる。
(この場合は「恋愛的」ではなくて、あくまでも友情的な人間関係において、です)
でも、しばらく付き合っているうちに、相手があまりに良い人で、自分のことを好きでいてくれたりすると、なんだか、接することにプレッシャーを感じるようになってしまうのです。
「ああ、この人に嫌われたくない。馴れ馴れしくしすぎても、他人行儀にしすぎても失望されるかもしれないし、だからといって、近くにいると、何も言葉を交わさないわけにはいかない。どうすればいいんだ……」
要するに「相手のことが好きなために、嫌われることを過度に恐れてしまって、『上手くやろう』としすぎてしまい、自分を苦しめてしまう」のですね。
いったんこういう状況に陥ると「人間的には大好きなんだけど……なんだか、接するのがきつい感じ」になってしまいます。
それで、じわじわと距離をおいて、あまり接触しなくなってしまう。
「好き」なはずなんだけど……苦手。


他人とうまくやるのは、本当に難しい。
(僕の場合は、自分とうまくやるのにも、けっこう難渋していますが)
「大好き」なはずなのに「苦手」な人と過ごすと、家に帰って疲労困憊していたり、むしろ、「嫌い」なんだけど「得意」な人のほうが、一緒にいてラクだったりすることもあって、自分のなかでの「好き」とか「嫌い」って、いったい何なのだろうなあ、とか、考え込んでしまうのです。