いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「加藤いづみ」という生きかた

参考リンク(1):ロードス島戦記とTVアニメとももクロとの意外な関係 - レトロゲームとマンガとももクロと


このエントリを読んで、この「いま、ももクロのバックコーラスで歌っている人」って、あの人のことでは……と思って、ちょっと調べてみたのです。


ああ、やっぱり。
この曲、耳にしたことがある人は、多いのではないでしょうか。

好きになって、よかった 加藤いづみ - YouTube


加藤いづみさん、僕にとっては、なんとなく忘れがたいアーティストなんですよね。
1992年から93年にかけて『オールナイトニッポン』のパーソナリティもつとめていて、学生時代に、その特徴のある声をよく聴いていたので。
『好きになって、よかった』は、かなりヒットしましたし。


しばらく後に、松任谷由実さんのコンサートのメンバー紹介で、コーラスのひとりとして、加藤さんの名前が呼ばれたとき、「えっ、いまコーラスやってるの? ソロシンガーとしてけっこう売れた人なのに」と驚いたのをよく覚えています。


そのとき僕は「オリコンでベスト10に入った人が、いくらユーミンとはいえ、他の人のコーラスとして参加することに、葛藤はないのだろうか?」とか、考えていたんですよね。
もちろん、他人の心のうちなんて、わかりません。
それでも、売れる前に、他のミュージシャンのコーラスとして参加するというのなら、理解できるのだけれど。


ユーミンのコーラスであれば、けっこう名誉なのかもしれないし、勉強のつもりで、ということなのかな、とか想像したりもして。


いまは、ももクロのコンサートにもコーラスとして参加されているんですね。
検索してみたら、こんなエントリを見つけました。

参考リンク(2):ももクロがコーラスの加藤いづみさんに甘えるwwwwwww - ももクロまとめちゃんねる


そうか、加藤さん、もうすっかり「おかあさん」ポジションなんだなあ。
ももクロのメンバーに頼りにされている姿をみて、僕は「ソロシンガーとして売れたプライドが……」とか考えていた自分が、なんだかちょっと恥ずかしくなりました。
加藤さんは、音楽が、歌うことが好きな人で、いまは、他のアーティストをサポートして、良いステージをつくることを楽しんでいるんだな、って。
アーティストとしてのプライドよりも、音楽を仕事にして、歌って生きることを自分で選び、あれから20年、ずっと続けてきたのですよね、きっと。
こういう「生きかた」もあるんだなあ、とあらためて思い知らされたような気がします。
プライドとか、こだわりとかで、「生きられる世界」を自分で狭くする必要はないんだな、って。