いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「人生はじめてのファミコンゲーム」の話

参考リンク:喫煙者のみなさん。「最初の1本」って、覚えてるもんですか? - (チェコ好き)の日記


僕はタバコを吸わないので、この質問にはお答えできないのですが、この「人生ではじめての○○を覚えていますか?」というのは、いろんなことを思いだすきっかけになりますよね。
もちろん、「人にはあまり言えない○○」みたいなものもあったりするのですが。


あれこれ考えてみると、「人生はじめての○○」を「これ!」って言えるようなものって、案外少ないものです。
「人生はじめての本」とか「はじめて買ったレコード(CDじゃないですよ!そういう時代の人間のです僕は)」とかって、思いだせないものだなあ、と。


で、数少ない、思いだしたものとして、「人生はじめてのファミコンゲーム」の話などをしてみようかな、と考えているわけです。


僕が中学生のとき、念願のファミコンが家にやってきました。
最初に買ったゲームは『マリオブラザーズ』だったんですよね。
もちろん、『スーパー』じゃないほうです。
玩具屋さんの店先のデモ機で何度か遊んだことはあったのですが、これはもう、本当に面白かった。
カクカクのドット絵でつくられていた、『カセットビジョン』とは違う、綺麗でスムースに動くキャラクター。
怒ると超高速になって襲ってくるカニの恐怖や、床が凍って滑るようになるギミック。
そして、協力プレーもできれば、「殺し合い」もできるという「2人プレー」の魅力。
レベルアップもパワーアップアイテムもないけれど、自分の技量の上達が、けっこうしっかりと反映されるゲームでもありました。
いまから考えると、『マリオブラザーズ』って、本当に「テレビゲームの魅力が詰まっている作品」だったと思うのです。


まあ、おかげで人生誤ってしまったような気もするのですが……
ファミコン楽しすぎたものなあ。
学校でイヤなことがあっても、とりあえず家でファミコンやってれば、けっこう幸せだったし。


最近は「はじめて遊んだのが、スーパーファミコンの『ゼルダの伝説』です」とか、「物心がついたときには、家にプレイステーションがあった」なんていう世代の人たちの話に、なんだかすごく遠いところへ来てしまったような気分になることが多いのですけどね。



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