いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

「この国での貧困は絶対に自分のせい」と言う人々の「背景」について

news.nifty.com この人のこと、僕はよく知らないのですが、まあそりゃ炎上するよなあ、というツイートではありました。 人にはそれぞれ事情もあるし、自分だって、病気や事故、家族の介護などで、いつどうなるかわからない。 朝、車のエンジンをかけながら、…

「何者にもなれない」あなたに読んでみてほしい、「何者かになってしまった人」の10冊

anond.hatelabo.jp これを読みながら、考えていたのです。 僕も「何者にもなれない人間」であることに悩みつつ、その一方で、自分を限界まで追い込むような努力もせずに生きてきて、もう40歳も過ぎてしまった。 以前、こんな文章を書いたことがあります。 fu…

オリンピックで活躍している選手たちをみていると、子供の頃の自分の愚かさを思い出す。

平昌オリンピックが開催されている。 オリンピックやワールドカップの時期になるたびに、最近は、あと何回、自分は観ることができるだろうか、とか考えてしまう。 開催中は、それほどちゃんと観て、応援しているわけでもないのにね。 僕は運動全般が苦手な人…

瑠麗も「スリーパーセル」も照らせば光る?

www.huffingtonpost.jp lullymiura.hatenadiary.jp また三浦瑠麗さんが話題になっているようなのです。 三浦さんがメディアに露出しはじめた時期には、「へえ、こんな見目麗しい若手国際政治学者、なんて人がいるのだなあ」と感心したのですが、三浦さんが自…

ファミコン版『ドラゴンクエスト3』が発売された、30年前の「あの日」のこと

shinya-sheep.hatenablog.com そうか、2018年2月10日で、ファミコン版『ドラゴンクエスト3』発売30周年なのか……って、上記のブログで知って、これを書き始めたのが2月10日の23時30分。とりあえず記念日のうちに思いついたことを書いてしまおう。 しかし30年…

『SUPER FRIDAY』で、吉野家の大行列に並ばずにはいられないソフトバンクユーザーの心理学

kabumatome.doorblog.jp 無料の牛丼に並ぶのに割高な携帯料金を払い続ける”携帯ユーザー”の知能問題|やまもといちろう(1ページ目) - デイリーニュースオンライン 大学時代に、車のガソリンを入れるときに、いつも車で1時間くらいかかる、安いガソリンスタン…

「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。

WEB

私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。本を「くれるなら読みます!」イベントを「タダなら行きます!」と…

1980年代に「ゲーム少年」だった僕が観た『ドキュメント72時間「伝説のゲーセン 大人たちの闘い」』

www4.nhk.or.jp www.nhk.or.jp 高田馬場の『ミカド』といえば、「伝説のゲーセン」として知られているのですが、僕自身は一度も行ったことがないのです。 mi-ka-do.net qolhacks.com 生きているうちに一度は……と思っていたのですが、今回、この番組で採りあ…

「グリッドガール」の次は、「ホームランガール」かもしれない。

www3.nhk.or.jp www.j-cast.com 廃止される「グリッドガール」は、F1のレースでスタート前に車の停止位置を示す「グリッド」の前に立って、プラカード掲げる役割の女性ということで、いわゆる「レースクイーン」が全廃されるわけではないみたいです。レー…

落語と「ポリティカル・コレクトネス」との葛藤

落語をときどき聴きにいくようになりました。 20代くらいの頃は、漫才やコントはさておき、落語には、まったく興味がわかなくて、時間は長いし、背景はわからないし、この時代に落語を聴くなんていうのは「古典芸能に理解があることをアピールしようとしてい…

椎名誠さんの時代だったのだ。

yutoma233.hatenablog.com 挙がっている作家さんたちの名前がすごく懐かしくて、思わずこれを書いています。 昭和の終わりくらいから、平成のはじめくらいは、僕がもっともエッセイを読んでいた時代だと思います。 さくらももこさんの『もものかんづめ』が大…

「タダで泊めて」というだけで不快感与えてる、ネットの「インフルエンサー」

www.huffingtonpost.jp nlab.itmedia.co.jp 僕の感覚でいうと、「宣伝してやるから、タダで泊めろ(しかも恋人同伴で5泊!)なんて、厚かましいにもほどがある」なのです。 このホテル側の対応は、第三者的にはスカッとするのですが、僕はこのホテルには泊ま…

いま、「ニュース」と呼ばれているものの正体について

www.hochi.co.jp www.hochi.co.jp週刊文春記者「小室哲哉の引退は本意ではない結果になった、残念」「ただ小室哲哉が不倫している事については絶対の自信があります」週刊文春の公式ツイッター炎上:ハムスター速報 今回は『文春砲』のほうが炎上しているらし…

小室哲哉さんの引退と「謝罪チキンレース」のゆくえ

なんかモヤモヤする。それでも小室哲哉だから、あんなふうに美談として報道されたり、還暦近くでも支えになってくれる女性がいたりするのであって、もっと孤立して、行き場をなくしている家族はたくさんいるのに。— FUJIPON (@fujipon2) 2018年1月19日 とい…

最近10年間の『直木賞』受賞作を率直にふりかえる

www3.nhk.or.jp 昨夜、第158回の芥川賞・直木賞が発表されました。 今回の候補作はすべて未読だったのですが、とりあえず『銀河鉄道の父』は読んでみたいと思います。 芥川賞の2作も、『文藝春秋』で掲載号で読むつもり。 芥川賞については、これまで、毎回…

「ブログを書き続けている、どうしようもない大の大人」の述懐

p-shirokuma.hatenadiary.com p-shirokuma.hatenadiary.com 長年ブログを書き続けている人間のひとりとして、実に「刺さる」エントリだった。 『さるさる日記』の頃から数えると、かれこれ20年近く書き続けている僕としては、自分の人生で、この時間に何か他…

「主人公が牢獄に入れられる」ゲームの歴史的変遷

anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp ブックマークコメントでもたくさんの作品が挙げられていますが、たしかに、「主人公が牢獄に入れられる作品」には名作が多いような気がします。というか、「主人公が牢獄に入れられる」という設定そのものが「ありがち」で…

「愚かなパチンカス」だった僕の遺言としての「ギャンブル依存症」の話

plagmaticjam.hatenablog.com 僕自身もギャンブル依存的なところがあり、読んでいて、なんだか悲しくなってきました。 以前、こんなエントリを書いたこともあります。fujipon.hatenadiary.com まあ、パチンコ・パチスロって、やっている人たちも、自虐的に「…

「2017年にブログで紹介して売れた本ベスト10」から、紹介する側と読む側の「温度差」を考えてみた。

blog.gururimichi.com この記事を読んで、僕はちょっと意外だったのです。 『ぐるりみち。』を読んでいて、2017年にいちばん印象に残ったのは、この記事だったんですよ。blog.gururimichi.com ブックマークもたくさんついているし、この本は何位だったんだろ…

NHK大河ドラマ『西郷どん』第一回「薩摩のやっせんぼ」感想

www.nhk.or.jp www.nhk.or.jp 予想以上に盛り上がった『真田丸』、予想外に斬新だった『おんな城主 直虎』に続くンNHK大河ドラマは『西郷どん』。 以前から、戦国時代を扱った作品に比べて、幕末維新ものは視聴率が取れない、と言われていましたし、キャスト…

2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代

あけましておめでとうございます。 皆様にとって、2018年が良い年になりますよう願っております。 さて、このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.h…

2017年の『いつか電池がきれるまで』を振り返る

2017年も、残りわずかになりました。 年末恒例の企画として、2017年の『いつか電池がきれるまで』のなかの10個のエントリを紹介しつつ、今年を振り返ってみます。 fujipon.hatenablog.com そういえば、つい最近も、この「人生経験マウンティング」で炎上して…

『スペースワールド』の思い出

http://www.spaceworld.co.jp/www.spaceworld.co.jp 遊園地やテーマパークの「終わり」というのは、どうしてこんなに人をせつない気持ちにするのだろうか。 僕自身は『スペースワールド』に熱心に通っていたわけではなく、開園してから27年間に、たぶん5回く…

僕が「本当にしんどいとき」にやっていること10選

anond.hatelabo.jp 「本当にしんどい」というのをどう解釈するか、というのが問題ではあるのですが、いちおう、「何か精神的に落ち込むようなことがあって、何をする気力も起きないとき」というふうに定義させていただきます。 僕の場合は、とくにきっかけが…

クイーンズリングにすべてを奪われた男の人生について

「2着は3番、クイーンズリングです!」 その声に、崩れ落ちる男がひとり。 キタサンブラックの引退レース、僕はとりあえず、馬券を当てたかった。 そうしないと、キタサンブラックがどんなに素晴らしいラストランをみせても、感動できないと思っていたからだ…

「年末ジャンボ宝くじ」発売最終日の行列に並ぶ人生

12月22日の夕方、急いで仕事場を離れて、僕は行列に並んでいました。 『年末ジャンボ宝くじ』の発売最終日。 案の定、売り場には、30人くらいが並んでいたのです。 僕が並んだ後ろにも、次から次に人が続いてきます。 行列に並びながら、考えていたんですよ…

『1』の低評価を『2』で「大逆転」してしまった、『大逆転裁判』の魅力を語る。

www.capcom.co.jp www.capcom.co.jp 久々にゲームをひとつ、クリアした。 最近は、ものすごく忙しい、というわけではないのだけれど、ひとつのゲームに10時間とか20時間を費やすのも勿体ないというか、集中力が持続できなくなってしまっている。 そんななか…

「〇〇は嫌いだけど……」と言う側の葛藤と、言われる側の消耗

yoppymodel.hatenablog.com これを読んで、以前書いたエントリとそれに対する反応を思い出しました。 fujipon.hatenadiary.com このエントリに対して、わざわざ「辻元さんのことは嫌いだけど」と言う必要があるのか?という意見がけっこうあったんですよ。 …

狭い世界での「権力者によるパワハラ・モラハラ・セクハラの複合攻撃」について

www.buzzfeed.com lineblog.me note.mu note.mu はあちゅうさんの告発を読んでいるだけで、僕も息をするのが苦しくなってきました。 僕がこれまで体験してきたのは、主にパワハラ、モラハラで、明確なセクハラを受けたことは記憶にないのだけれど。 いまの日…

『おんな城主 直虎』最終回「石を継ぐ者」を観終えたので、『直虎』を完走しての感想を書きます。

www.nhk.or.jp 去年の『真田丸』に続いて、完走しました、『おんな城主 直虎』。 うーむ、なんなんだこのヌルくてネタに走った大河ドラマは……直虎は本当は男だった!とかいう説まで出てきて、なんかもうカオスだ…… とか言いつつ、結局最後まで観てしまいまし…

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