いつか電池がきれるまで

”To write a diary is to die a little.”

映画

なぜ、泡沫候補と呼ばれても、彼らは立候補しつづけるのか?

映画「立候補」 [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2014/06/03メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る 【ストーリー】 2011年11月。橋下徹が仕掛けた40年ぶりの大阪府知事市長W選挙。大阪は橋下維新か?反橋下か?まっ二つに割れ、 沸いていた。そこ…

松山ケンイチさんから勝手に学んだ仕事術

nlab.itmedia.co.jp えっ、あの『珍遊記』が映画化、しかも実写? それ、エイプリルフールネタとかじゃなくて? 主演は松山ケンイチ? ああ、それはなんか納得。 というかもう、松山ケンイチさんって、最近のテレビドラマで、「あまりに個性が強すぎて、役者…

『食人族』と『カランバ』を覚えていますか?

togetter.com 「『食人族!』懐かしいな」と思わず見入ってしまったこのニュース。 内容は、35周年記念のBrue-rayが発売中止になり、その理由が「劇中で本当に動物を殺しているから」だ、との噂が流れている、ということでした。 いやまあ、動物虐待よくない…

はじめての『マッドマックス』(旧作『1』『2』『サンダードーム』のちょっとした感想)

新作、『怒りのデス・ロード』が話題になっているということで、その予習のために、観てみました昔の『マッドマックス1・2・3(サンダードーム)』。 いやあ、こういう90分〜100分くらいの映画って、家で観るにはちょっとありがたい。 120分オーバーだと…

『ドラえもん映画』と『ONE PIECE』の「王道」について

昨日、子供たちと『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』を観に行ってきました。 人生で最初に映画館で観た映画が、ドラえもん映画の『のび太の恐竜』であった僕としては、ドラえもん映画が35周年で、自分の子供と一緒に観ているというのは、なんだかちょっと不…

僕にとっての「ふつうに良かった映画」を、今の気分で10作挙げてみます。

トピック「ふつうに良かった映画」について このお題をみながら、ある女の子のことを思いだしていたのです。 彼女は、あまり感情を出さない人で、面白い本、おいしい食べ物、キツそうな状況、そのすべてに対して、「ふつうです」と答えていました。 当時の僕…

もし、『南極物語』と同じことが2014年に起こったら。

亡くなられた高倉健さん追悼企画でTV放映されていた、映画『南極物語』を観た。 この映画、ヴァンゲリスのテーマ曲はすごく記憶に残っているのだけれども、観るたびに、最後のタロ・ジロとの再会シーンが、案外あっさりしているなあ、と思う。 1983年の映画…

高倉健さんの訃報を聞いた夜に

高倉健さんの訃報を聞いた夜に。 僕は任侠ものって苦手なので、健さんのイメージといえば、「不器用ですから……」と、映画『八甲田山』、そして『鉄道員』で、寡黙な駅員として笛を吹いている姿くらいだったのです。 正直、なんでみんな、「高倉健」という俳…

『アニメーションは七色の夢を見る~宮崎吾朗と米林宏昌』の感想

参考リンク(1):『アニメーションは七色の夢を見る~宮崎吾朗と米林宏昌』(NHK) 昨夜(2014年8月8日)、この番組を観ました。 『思い出のマーニー』と『山賊の娘ローニャ』の宣伝、というのもあるのでしょうけど、最近は「ジブリが生み出す作品」とともに…

『アナと雪の女王』は、「ありのまま」の敗北の映画だしね。

参考リンク:自分の話をするばかりで関係性の構築を拒否する人 - ←ズイショ→ これを読んで、以前、松たか子さんが、以前あるラジオ番組で、「自然体」と周囲から言われることについて話していたことを思い出しました。 「周りからは自然体といわれることもあ…

秋の夜長は『横道世之介』とか観てみるのも、良いんじゃないかと思って。

横道世之介 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2013/08/07メディア: DVDこの商品を含むブログ (6件) を見る ◎内容◎ 長崎県の港町で生まれた横道世之介(よこみちよのすけ)は、大学進学のために状況したばかりの18歳。 嫌味のない図々しさを持…

今からでもTSUTAYAで借りられる、あまりにもベタな「本当に面白い映画」5選

もう、タイトル通りの内容です。 秋の夜長の連休。とくに出かける用事もないので、DVDでも借りてくるか、という皆様に、あえて「ベタすぎてもう誰も紹介しないけれど、(僕にとって)本当に面白い映画」を5つ御紹介したく存じます。 (1)タイタニック (期…

「優しさ」って、残酷だ。

映画『トゥルー・グリット』感想(琥珀色の戯言) 僕はこの映画を観てからずっと、「優しさ」について考えています。 (以下ネタばれなので、この映画をこれから観ようと思っている人は読まないでね) この映画、主人公の女の子マティ・ロスは、父親の復讐を…

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